ギザの地下に「第2のスフィンクス」が眠っている!? 研究チームがレーダースキャンで“完全な対称性”を発見

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画像は「Daily Mail Online」より

 エジプトのギザ台地に鎮座する、全長73メートルの巨大な大スフィンクス。

 数千年にわたりピラミッドを守護してきたこの孤独な番人には、実は「双子の兄弟」が存在したのではないか――という都市伝説めいた仮説が、最新の科学によって現実のものになろうとしている。

 TOCANAでは過去にも、ギザの大ピラミッド周辺の地下に未知の巨大空間やネットワークが存在する可能性をたびたび報じてきたが、今回の発見はまさにその疑惑を決定づける証拠になるかもしれない。

 古代エジプト最大のミステリーをひっくり返すかもしれない最新の調査状況とは。

「夢の碑文」が示す2体のスフィンクス

「第2のスフィンクス」説の根拠の一つとなっているのが、大スフィンクスの前足の間に建てられた「夢の碑文(Dream Stele)」だ。

 紀元前1401年頃、第18王朝のトトメス4世が建てたこの石碑には、背中合わせに座る「2体のスフィンクス」の姿がはっきりと彫られている。

 これまでは「王の権力を示す宗教的なシンボル(あるいはプロパガンダ)」として片付けられてきたが、イタリアの研究者フィリッポ・ビオンディ氏らは「これはシンボルではなく、実際の配置図を示した実録だったのだ」と主張する。

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画像は「Daily Mail Online」より

レーダーが捉えた「高さ30メートルの人工的な砂山」

 ビオンディ氏のチームは、地中の微細な振動を検知できる衛星レーダー技術を使い、ギザ台地をスキャンした。

 カフラー王のピラミッドの中心から現在の大スフィンクスに向けて線を引くと、ある幾何学的な経路が浮かび上がる。そして、クフ王の大ピラミッドの中心から同じように対称となる線を引いた先――そこには、高さ108フィート(約33メートル)の小高い丘が存在する。

 レーダーのデータは、この丘が自然の岩盤ではなく「固められた砂」で構成されており、その地下深くに巨大な構造物が埋まっていることを示していた。

「この対称性における幾何学的な相関関係は100%です」とビオンディ氏は自信満々に語る。「第2のスフィンクスが存在する確信度は80%に達しています」

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エジプト当局の「発掘済み」という否定を覆せるか

 実は「第2のスフィンクス説」自体は、10年以上前にエジプト学者のバッサム・エル・シャンマー氏が提唱していた。彼は古代の記録から「もう1体のスフィンクスは落雷(あるいは神の呪い)によって破壊された」と推測していた。

 しかし、エジプトの元考古学相であり、ピラミッド研究のドンであるザヒ・ハワス氏は「そのエリアは多くの考古学者が掘り尽くしたが、何も出なかった」と冷たく一蹴している。

 だが、今回のビオンディ氏のデータは、単なる岩の塊の存在を示しているだけではない。

 スキャンの結果、第2のスフィンクスが埋まっているとされる場所の地下には、現在の大スフィンクスの地下で確認されているものと「驚くほど対称的な」垂直の立て坑や水平の通路のネットワークが存在することが判明したというのだ。

 さらに彼は、「ギザ台地の地下には、我々が測定している超巨大な構造物(メガストラクチャー)がある」と断言。これまで報じてきた「ピラミッド地下の秘密空間」が、いよいよデータとして裏付けられつつあることを示唆している。

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世紀の大発掘に向けたカウントダウン

 現在、ビオンディ氏のチームはエジプト当局に提出するための正式なプロジェクト提案書を作成中だ。

 彼らはすでに、地下ネットワークへ安全にアクセスできる「特別な入り口(瓦礫で塞がれた大きな立て坑)」を2〜3箇所特定しており、瓦礫を撤去すればすぐにでも地下へ潜れる状態にあるという。

 もしこの発掘が許可され、第2のスフィンクス、あるいは未知の地下施設が発見されれば、エジプト学の教科書はすべて書き直しとなる。

 かつてエドガー・ケイシーが予言した「アトランティスの叡智が眠る記録の殿堂(ホール・オブ・レコード)」は、本当にスフィンクスの足元(あるいはその双子の足元)に実在したのだろうか? ギザの砂漠が長年隠し続けてきた真実の扉が、今まさに開かれようとしている。

参考:Daily Mail Online、ほか

TOCANA編集部

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