レーダーに映らない光球が夜の大西洋を乱舞!? 航海士2人が双眼鏡で捉えた「オーブ艦隊」と直径100m級の母船説

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 UFOの目撃談は、夜空を見上げた一般人の「何か光っていた」という報告が大半を占める。だが今回の目撃者は、夜通し水平線を見張ることを仕事にしているプロの船乗りたちだ。

 2026年10月11日の未明、北大西洋を横断中だった船のブリッジで、航海士2人が双眼鏡越しに奇妙な光の群れを目撃した。光は常識外れの速度で飛び回り、しかも船のレーダーには一切映らなかったという。

午前3時25分、船首左舷に現れた「1つの光」

 報告を寄せたのは、この船の当直にあたっていた乗組員だ。全米UFO報告センター(NUFORC)に寄せられたとされる証言によれば、午前3時25分ごろ、二等航海士から「妙な光が見える」との報告を受けたことが始まりだった。

 光が現れたのは船首のやや左舷側、水平線から約10度の高さ。現場は北緯40度、西経63度付近で、証言者はカナダ・ノバスコシア州の南およそ600〜700kmの海上と記している。船は時速約31km(17ノット)で東北東へ進んでおり、揺れはほとんどなかった。

 条件も申し分なかった。空は晴れ渡り、月は細い三日月で明るさはわずか1%ほど。周囲に他の船の姿もなかったという。

 2人が双眼鏡で追うと、20〜30kmほど先に浮かぶ光の玉が、急上昇と急降下を繰り返しながら左右に振れていた。ときおり、極超音速とでも呼ぶほかない速さで一気に移動したという。

3〜4個の光球が加わり、レーダーは沈黙

 この1つ目の光を5〜10分ほど観察したころ、さらに3〜4個の光球が現れた。いずれも最初の光と見分けがつかないほどよく似ていたと証言者は述べている。

 光球たちは決まったパターンもなく、ねじれるように旋回し、上下動を繰り返した。ときには目にも留まらぬ速さでどこかへ消え、次の瞬間には何事もなかったように元の位置に戻っていたという。証言者自身、その速度は理屈に合わないとしか言いようがなかったと振り返る。

 そして最大の謎が、レーダーに何の反応もなかったことだ。報告には、この現象の特徴として「ほかの物体を放出した」という項目も挙げられている。

 この報告を紹介したUFO研究家のスコット・ウェアリング氏は、双眼鏡でその距離から見えたことを根拠に、中心となる物体は直径75〜100mに及ぶと推算している。さらに、光球はその巨大な機体から放たれた子機だとの見方を示した。同氏は、米ニュージャージー州沖の海域から現れたとされるドローン群の目撃騒動とも酷似していると主張している。

 

画像は「UFO Sightings Daily」より
画像は「UFO Sightings Daily」より

プロの船乗りの目は何を捉えたのか

 夜の海では、遠方の航空機の灯火や人工衛星、気象現象が錯覚を生むこともある。レーダーに映らなかったという点も、高度や距離によっては説明がつく余地があるだろう。

 ただ、今回の目撃者は星や灯火を見分けることに慣れた航海の専門家だ。視界良好な晴天の夜、2人で同時に、しかも双眼鏡で数分以上にわたって観察している。光が一斉に急加速と急停止を繰り返す様子は、ありふれた光源ではなかなか説明しにくい。

 陸から遠く離れ、見張る者もほとんどいない夜の大洋で、こうした「艦隊」がひそかに飛び交っているのだとしたら、航海士たちが見たのはその一端にすぎないのかもしれない。

参考:UFO Sightings Daily、NUFORC

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