>  >  > 17世紀の魔女の壺「ウィッチ・ボトル」が発見

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

Maria Rosa.S

,

中世

,

市民戦争

,

魔女

 英・ニューアーク=オン=トレントにある古い建物で以前、あるひとつの緑色の壺が発見されて話題を呼んだ。光沢があり大人の男性の両手にすぽっと収まる15センチほどの、一見なんの変哲もない壺なのだが、その正体は“ウィッチ・ボトル”。そう、中世の魔女の壺なのである。邪悪なものや魔女の呪いから建物を護る役割を果たしていたという。


■破壊を免れた“魔女の壺”が発見される

 実はこの魔女の壺は17世紀のイギリスや北アメリカでは非常にポピュラーなもので、いわゆる呪符(護符)のようなものとして魔除けやお守り用に広く使用されていたものらしい。イギリスでは過去に同様の壺がいくつか見つかっているが、通常壺の中には家主の毛髪や爪尿などの身体の一部分や尿が入れられて、部屋の隅や暖炉、壁の中や床下等に隠されたという。

witchbottlesnewark1.JPG
博物館の改築中に発見された“魔女の壺” 画像は「Stag Communications」より

 傷つけられないように上手く隠され、埋められている期間が長ければ長いほど、お守りとしての効力がよりアップするとされていた。一説によれば壺を火に投げ入れてうまく破壊できれば、呪いをかけてきた魔女を逆に呪い殺すことができる……なんて話もあったようである。

 壺が発見された建物は元々1529年に建てられておりフリースクールとして使われていたが、現在はイギリス市民戦争(1642~1651)の資料やその様子を伝える博物館「National Civil War Centre」になっている。当時の面影を残しつつ改築され昨年に完成したばかりだが、その工事中に壺が発見されたのだった。

人気連載

【実話怪談】時計が止まったとき ― “祓えんほど強か念”が円満夫婦を恐怖に陥れる!

作家・川奈まり子の連載「情ノ奇譚」――恨み、妬み、嫉妬、性愛...

【廃墟】祠やお稲荷さまの「墓場」を青森県で発見! 取材中に謎の男と遭遇し、トンでもなく不吉な事態に…!

撮影=酒井透  青森県つがる市にある「高山稲荷神社」。この神...

関連キーワード

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。