海に捨てられたゴミで苦しむ動物たちの絶望的姿! 無言の訴えに涙…
日常的にスーパーマーケットでもらうレジ袋が、もしも海に捨てられた場合、完全に分解されるまで30~100年近くを要するらしい(一説によれば半永久的とも)。また、人間が捨てるペットボトルや缶、プラスチック製品、釣り針やテグス(釣り糸)なども数百年単位で動物や魚を危険にさらす。人間が自然と交わる場合、どんなに小さなモノでも「捨てない」ことが求められるだろう。これらの写真の動物たちは、無言でそれを訴えているように思うのだ。
●体に巻き付いた針金やプラスチックが取れなくなったアシカ
「Choice&Truthl」の記事より
「Choice&Truthl」の記事より
1枚目の写真のアザラシは、首に巻きついた針金がひどく食い込んでいる。このまま放置すれば傷が悪化して死に至るだろう。2枚目の写真のアザラシは、人間が捨てたプラスチック容器の中の物を食べようとしたのだろうか。鼻先が挟まってしまい、このままでは餓死するだろう。
アシカは好奇心の強い動物であるうえ、ゴミの陰に集まる魚を食べようと近づくため、それが体の一部に巻きついてしまうのだという。ゴミの多くは人工素材なので、自然に外れることもまずない。
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