>  > 月には大量の水があることが判明(最新研究)

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 アポロ11号計画をはじめこれまで撮影された月の地表を捉えた写真を見る限り、月面はカラカラに乾燥した不毛の大地が広がっているだけである。しかし、驚くべきことに月には大量の水が存在し、かつては活発な火山活動が起こっていたことが最新の研究で指摘されている。


■ガラスの粒が月面の水を地下へと“封印”した

 乾ききった大地に見える月にもわずかながら水が存在することが最近になって指摘されてきているが、7月24日に科学誌「Nature Geoscience」で発表された研究では、月にはこれまで考えられていた以上に広範囲にわたって地下に水が存在していることを報告している。

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月面に降り立ったバズ・オルドリン飛行士 画像は「Wikipedia」より

 米・ブラウン大学の地球惑星科学部の研究者であるラルフ・ミリケン氏とシュアイ・リ氏は、1970年代のアポロ計画の時代に採取された月面の砂を改めて詳細に検分し、火山の噴火活動による火砕流の影響で形成されたと考えられるガラス状の微細な粒が多く含まれていることに着目した。

 数十億年前の月面では、活発な火山活動が起こっていたことが各種の研究で示唆されているのだが、このガラス状の粒もそのときに形成されたものであると考えられるという。そしてこのガラスの粒が、月面の水を地下へと“封印”したのではないかということだ。

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 画像は「Wikimedia Commons」より

 今回の発見は将来の宇宙開発に重要な意味を持つということだ。もし月に水資源が豊富にあるとすれば、それを利用することで地球から水を運ぶ必要がなくなり、将来の月面開発と宇宙開発に多大なアドバンテージをもたらすものになるからだ。

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