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COMA-CHI(撮影:編集部)

 J-ヒップホップ業界において、知らない人はいないほどの名声と実力を誇る女流ラッパー・COMA-CHI。2006年にリリースされたインディーズアルバム『DAY BEFORE BLUE』に収録された『ミチバタ』は、いまや巷で“ヒップホップクラッシック”と讃えられる名曲だ。

 そんな彼女が、「縄文」をテーマとした5年ぶりのフルアルバム『JOMON GREEN』を発表した。新作に込めたメッセージを語ってもらうのは当然だが、あえてトカナがCOMA-CHIを大プッシュするのは深い理由がある。そう、彼女の正体はヒップホップ界隈で右に出るものがいない生粋のオカルティストであり、とてつもなくスピリチュアルな一面を持ち合わせたラッパーなのだ! 「すべてさらけ出す」というCOMA-CHI決意のインタビューを心に刻み込め!


■いまこそ注目すべきJOMONの魂

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JOMON GREEN』(QUEEN'S ROOM)

――まずは、もちろん音楽の話からお聞きします。新作『JOMON GREEN』を拝聴しました。このアルバムのテーマでもある「縄文」とはどのように出会ったのですか?

COMA-CHI  一番初めは火焔(かえん)土器の写真ですね。そのとき、自分になにかが降りてくるような、胸を掴まれるような感覚があったんです。気になっていろいろと調べてみたら「芸術は爆発だ」のセリフで知られる岡本太郎さんが初めて縄文土器をアートとして定義したことなども知り、ますます興味を持ちました。

 それから、縄文時代は1万年以上戦争がなかったこと、自然に対するリスペクトがあって共存してきたこと、母系社会で女性を中心に生活を営んでいたことなどがわかったんです。最近は「女性蔑視」や「ミソジニー」という言葉もありますが、縄文時代の考え方は正反対で、「命を生める女性がリスペクトされていた時代」でした。これは、現代に対する強烈なメッセージになるんじゃないかと思ったんです。

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COMA-CHI(撮影:編集部)

――では、最初に縄文というテーマを決めて曲を作っていったのですか?

COMA-CHI  そうですね。縄文時代について知れば知るほど、どんどん曲ができていった感じです。

 本州で縄文時代が終わり、弥生時代に入っても、北海道は弥生文化を受け入れず、縄文文化が続いたといわれています。実際は寒すぎて稲作ができなかったという説もあるんですけど、いずれにしても北海道では、権力者を頂点とする近代的なヒエラルキー型の社会構造ではなく、縄文的な「みんな一緒に力を合わせよう」という考え方が残っていた。北海道には続縄文時代があって、それがアイヌカルチャーにつながるんです。

 そうそう、制作中に北海道の平取町というアイヌの里に滞在してきましたが、そこで「カムイノミ」という祖霊と交信する儀式にも参加しましたよ。

――カムイ=神様を天に還す儀式ですね! アイヌ文化はサウンド面ではどのように活かされているのでしょう?

JOMON GREEN

JOMON GREEN

日本のHIPHOPシーンを牽引する女性ラッパーの新作!

コメント

1:匿名2018年5月30日 23:56 | 返信

爽やかな縄文ロマン

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