ウミガメの口の中が超グロかった! 一面ぎっしりと生えた「乳頭状突起」!!

 ウミガメと聞いて何を思い浮かべるだろう? 海中を悠々と泳ぎ、産卵時には涙を流し、孵化した赤ちゃんの手足はパタパタ……と、優しい目をした大人しい生物のイメージを持つ人も多いかもしれない。しかしそんな姿とは裏腹に、彼らの大きな口の中はグロテスクでゾッとするような見た目をしているようだ。海外サイト「Odditycentral」が報じている。

ウミガメの口の中が超グロかった! 一面ぎっしりと生えた「乳頭状突起」!!の画像1画像は「Odditycentral」より

 この画像は、ウミガメの一種であるオサガメの口腔内を撮影したもの。一面にぎっしりと鋭いトゲトゲが生えており、万一噛み付かれるようなことがあると大変なことになりそうだ。

 しかし安心して欲しい。ウミガメとしては世界最大、爬虫類としても世界3番目の巨体を誇る彼らの主食はクラゲ。奥向きに生えているこの無数のトゲトゲは「乳頭状突起」とも呼ばれ、捕らえたクラゲを逃すことなく確実に食べるためにあるのだ。口腔内から食道にかけて生えたトゲトゲは、クラゲを確実に胃へと送るためのベルトコンベアのような役割も担う。それにしても、自分の口の中を傷つけてしまうことはないのだろうか?

 驚くべきは彼らの食事量で、1日に体重の73%ものクラゲを食べ、生存に必要とされる量の3~7倍のカロリーを摂取するとの報告もあるほどだ。孵化した時には7cmほどの彼らは、成長すると最大1.8メートル、体重は1トン近くにもなる。その巨体で、世界の海を毎年16,000km移動しながら生きるため、大量の栄養を摂る必要があるのだ。

 現在、オサガメは「国際自然保護連合(IUCN)」によって絶滅危惧種に指定されている。海に捨てられたビニールごみとクラゲを区別することができずに食べ、消化管を詰まらせてしまうことも原因のひとつとされる。彼らの口にあるトゲトゲは、無責任な人間が捨てたビニールごみを食べるためのものではない。
(ヨムノ・トルグ)

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