西シベリアで正体不明の青いミイラが出土!! 銅の作用による偶然の産物だった!?
北極圏にほど近いロシア・西シベリアにおいて、正体不明のミイラたちが発見されたとして欧米メディアの話題を呼んでいる。彼らは一体何者で、どのような文化を持っていたのだろうか。

ロシアの地方紙「The Siberian Times」が今月9日に報じた記事によると、5体のミイラが出土したのは、北極圏の端から南に30kmほど離れた場所に位置する「Zeleniy Yar墓地遺跡」だ。この遺跡の調査は、2002年に地元住民たちの「先祖の眠りを妨げるな」という申し立てにより一度中止された経緯があるが、今回10年以上の時を経て再開されることとなったようだ。
■意図せず青いミイラに!?
今回のミイラたちが現代まで良い状態で保存されていたのは、意図せぬ形で偶然に起きた現象であるという。というのも、出土したミイラたちは体のさまざまな部分を銅のプレートで覆われており、そのことが遺体の酸化を防いだと考えられるためだ。私たちがよく知るミイラより青みがかった肌をしているのは、その影響だと思われる。また、年輪年代測定や埋蔵物の分析から、墓地遺跡は7~13世紀のものであると推定されている。
■ペルシャと交易が!?
出土したミイラは、子ども(男3人、女1人)と大人(男1人)であったが、中でも保存状態が良かったのは、赤毛をした大人のミイラのようだ。彼の体は、トナカイやビーバー、クマの毛皮、そして銅のプレートで入念に覆われており、多数の宝飾品と共に出土した。それら宝飾品には、鉄の戦闘用ナイフや銀のメダル、鳥の人形などの他に、およそ1,000年前に6,000kmも離れたペルシャとの交易があったことを示す、椀状のボウルも含まれていたという。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊西シベリアで正体不明の青いミイラが出土!! 銅の作用による偶然の産物だった!?のページです。ロシア、ミイラ、部族などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
歴史最新記事
人気記事ランキング11:35更新
- ・CIAが「ノアの方舟」を極秘調査していた!“伝説の船”を巡る新証拠と50年の沈黙
- ・ピラミッド地下に「記録の殿堂」があるのか?
- ・「契約の箱=失われたアーク」が眠る場所とは?
- ・ピラミッド地下に“巨大な円筒構造”を発見!!
- ・北緯33度線上は“疑惑の宝庫”
- ・911後のWTC跡地で発見された木造船の謎
- ・ピラミッド地下に「古代の巨大都市」は存在するのか!?
- ・海底に眠る“謎のピラミッド構造”
- ・【続報】和歌山で発見の“謎の石板”は甲骨文字!?
- ・歴史書には決して載らない「ギザのスフィンクス」の衝撃的事実6選!
- ・CIAが「ノアの方舟」を極秘調査していた!“伝説の船”を巡る新証拠と50年の沈黙
- ・ミャンマー大地震、死者1万人以上か、専門家は「最悪の事態まだ」と警鐘
- ・脳の老化は44歳から急加速? 脳の老化を遅らせるカギとは
- ・悪夢の人体実験「毒物部隊」とは!?人柱となった12人
- ・「脈動するUFO」夕暮れ時の海上に現れた奇妙な物体
- ・“嘘をつく人”がよく使う言葉とは?心理学が明かす“言葉のクセ”の正体
- ・ピラミッド地下に「記録の殿堂」があるのか?
- ・“銀河連邦メッセンジャー”が語る「UFO侵略予告」
- ・植物でも動物でも菌類でもない謎の生命体「プロトタキシーテス」
- ・【UFO議連総会レポ】非人間知性(NHI)の存在は“ほぼ確定”!?