西シベリアで正体不明の青いミイラが出土!! 銅の作用による偶然の産物だった!?

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■何らかの宗教的意図も!?

　さらに、ミイラたちは揃って一定の方向に足を向けて埋葬さてれおり、これは何らかの宗教上の意味を持っている可能性が高いという。

画像は「The Siberian Times」より

　以上のような「Zeleniy Yar墓地遺跡」で見られる埋葬様式は、その周辺の部族の風習とは全く異なっており、ミイラが一体何者であるのか、未だ答えは出ていないようだ。発掘調査に従事する考古学者の一人、ロシア科学アカデミー・ウラル支部のナターリャ・フョードロワ氏は、「他に類を見ないことに困惑している」と語りながらも、調査の継続を表明している。さらに今後は、ミイラたちの遺伝子検査を行う計画もあるようだ。

　およそ1,000年の時を越え、私たちの前に姿を現した謎の部族。彼らのミイラは銅の作用による偶然の産物だった。今後の遺伝子検査によって、どのような事実が明らかになるのだろうか。目が離せない。
（ヨムノ・トルグ）

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