まだ地球人に異星人と接触する資格はない? “宇宙意識”に目覚めよ!!
デ・ラ・トーレ教授は、「結論として、科学的知識、特に宇宙に関する事象について学生の知識は不十分でした。さらに、信教の影響が一般的に強く見られるということもわかりました。そのことは大きな問題というわけではないのですが、近い将来異星人との接触があった際に、人々の考えを左右する重要なことです」とメディアに話しています。
画像は「Daily Mail」より
■自己意識を超える“宇宙意識”とは何か?
宗教的な影響があるのは好ましくないようなのですが、では一体どのような状態なら、異星人と接触するのにふさわしいといえるのでしょうか。それは、「自己意識」を超える「宇宙意識(global consciousness)」を持つことが必要だと教授は言います。
「われわれはまだ異星人と対話する準備ができていません、まだ宇宙意識を人々の間に十分に醸成できていないからです。人々は日常生活の問題にかまけ、政府は惑星や環境などの宇宙的な事象にはあまり関心を示しません。地球の置かれる状況についてはほとんど見向きもしないでしょう。隕石が落ちたら大きなニュースですが、日常的にありうることです。もし我々が、この弱々しい惑星にいる自分たちの状況について宇宙意識をもっと持てたら、それは意識の進化の第一歩と言えます。その域に達している人もいますが、人類としてはまだ達していません」
つまり、種としての宇宙意識が芽生えていないと、地球人とは物理的にも精神的にも社会的にも道徳的にも異なる可能性がある異星人と対峙できないということのようです。なんだかだんだん怪しい方向に進んでいるように感じるのは気のせいでしょうか。宇宙意識に目覚めると日常生活が暮らしにくくなりそうですね。
ただ確かに、実際に異星人と接触する日が来たら、どう行動すれば良いのかわからなくなりそうな気はします。宇宙意識を持つかはわかりませんが、なんとなく「ニュータイプ」の人の誕生を待ちたくなりすね。それにしても、人々は科学的知識が足りない! というわりに116人の調査で判断してしまうあたりは、この教授なかなかの策士です。
(文=杉田彬)
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