ゴジラか、巨大タコか、メガ・ピラニアか!? 謎の超巨大海洋生物の存在が確認される

 海の中には、まだまだ私たちの想像も及ばぬ世界が広がっているのかもしれません……。オーストラリアの研究チームが、「人喰いザメ」としても知られるホホジロザメを軽く上回る巨体と獰猛さを持つ、謎の海洋生物の存在について言及し話題となっています。今月7日の英紙「The Daily Mirror」は、この謎の巨大海洋生物について「ゴジラ」や「クラーケン(巨大タコ)」、「メガ・ピラニア」などに例えて報じました。

ゴジラか、巨大タコか、メガ・ピラニアか!? 謎の超巨大海洋生物の存在が確認されるの画像1ホホジロザメ「The Daily Mirror」より


■データが物語る真実

 今回オーストラリアの研究チームは、体長2.7mほどのホホジロザメの体に装置を取り付け、その生態を追跡調査していました。しかし約2カ月後、その装置は海岸に打ち上げられているところを発見されます。そして科学者たちがそれを回収・修理し、内部に記録されていた情報を分析したところ、驚くべき事実が明らかとなりました。

 体に装置を付けられたホホジロザメは、突然、水深約580mまで急潜水。そしてその直後に、装置が急激な温度上昇を記録していたのです。この急激な温度上昇は、まさに装置が何らかの生物の消化器官に入ったことを示しているようでした。つまり調査の対象だったホホジロザメは、別の生物による攻撃を受け、食べられてしまったと考えられるのです。

 しばらくの間、装置を食べたと思しき謎の生物は、水深500mに留まり続けました。ごくまれに水面近くに上がってきても、再び海深くへと潜っていたようです。そして後に体内から装置が排出された結果、海岸へと漂着したのでした。

■科学者の見解は!?

 さて、科学者たちは今回ホホジロザメを捕食した謎の生物の正体について、判断しかねているようです。海の食物連鎖で頂点付近に位置するホホジロザメにも天敵がいるとは、予測を超えた現象でした。

 公開された動画には、「ゴジラかも!」「クラーケンだ!」などのコメントが多く寄せられ、現在様々な憶測が飛び交っていますが、どうやら科学者たちは、我々の想像を超える大きさのホホジロザメが生息しており、今回は共喰いが起きたものと考えているようです。ちなみに、調査の対象だったホホジロザメに勝つことができるのは、体長4.8m以上、かつ2トンを超える体重のホホジロザメであろうとのこと。

 果たしてホホジロザメを捕食した巨大生物は何だったのか……。信じられない程の巨体と獰猛さを持つ未知の存在が、海中に生息していることだけは間違いないようです。
(靄野大作)

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