ツノが生えたマグロ「ツニコーン」が釣れた!? しかし、直後に悲劇が……。
「剣のように鋭く尖った吻(ふん)を持つカジキが、魚群に突撃した時、誤ってイソマグロを突き刺してしまった結果、ポッキリと折れてしまったとしか思えない」
そして3人は、イソマグロの頭から突き出ているツノのようなものを抜き取ることに成功、海へと逃がしたのだった。ところが、ツノを抜き取った傷口から血が流れていたためか、海に返された直後にイソマグロはサメの餌食になってしまったという。
「ツノの周囲は傷が癒えていましたから、突き刺されてから数カ月、いや数年たっていたのかもしれません」
「太い血管や脳を避けて刺さっていたのでしょう。今まで生きていたのは驚くべきことです」
「ずっと魚を釣り続けてきましたが、ほんとうに不思議な経験でした」
ハスケルさんはこのように語り、抜き取ったツノを今も手元に置いていることを明かしている。もしもハスケルさんがツノを抜かずに海に返していたら、サメに食べられる事態は避けられたのではないか、イソマグロの気持ちになって考えてみると、実は大きなおせっかいだったような気がしてならない。
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