中国のトンデモ光景! “世界最大の絶滅危惧魚”を運ぶ漁師の姿がスゴいことに…!
これだけの巨体を、一体どうやってトラックに載せたのだろう。中国・福建省で、捕獲した巨大なジンベエザメを自らの手で運搬する漁師の姿が激写され、話題を呼んでいる。
英紙「The Daily Mirror」が今月4日に報じたところによると、その漁師とはカイ・チェンツーさん(48)。彼が今回捕獲したジンベエザメは、体長4.5m、体重2トンにもなると考えられている。トラックの上に縛りつけられた巨体は、荷台から大きくはみ出し、尾びれが前方視界を遮ってしまうほどだ。
漁船の船長であるチェンツーさんは、地元メディアの取材に対して次のように語っている。
「この巨大な生物は、私たちが仕掛けていた網を突き破り、その中にいた魚を食べようとしました」
「(ジンベエザメは)逃げようとしていたけれど、間もなく死んでしまったのです」
そして、チェンツーさんは息絶えたジンベエザメを岸まで曳航して引き揚げた後、買い取ってもらうために卸売市場へと運搬したのだという。今回の写真は、まさにその最中、驚いた街角の人々によって撮影されたもののようだ。
大きいものは体長10mを超え、100年以上生きることもあるジンベエザメ。この世界最大の魚は、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されており、中国でも捕獲や売買が禁じられているが、チェンツーさんは全く気にかけていない様子だ。中国においてジンベエザメのフカヒレは最上級のものとされており、そのため密猟も後を絶たないとも伝えられている。
今回のジンベエザメのその後の行方は明らかになっていないが、漁業局の調査が入る前に、市場で1万~2万元(約16万~32万円)ほどの価格で売れたのではないかと考えられている。
(編集部)
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