幻の“ヴァンパイア鹿”が60年ぶりに発見される!!=アフガニスタン
アフガニスタン北部にある山間部で、絶滅が危惧されていたカシミールジャコウジカの生存が確認されたという。最後に目撃されたのは1948年、実に66年ぶりである。
■吸血鬼のような牙をもつレア鹿
「Daily Mail」の記事より可愛らしい外見だが、長く湾曲した牙を持っているところから“ヴァンパイア”とも呼ばれるジャコウジカ。牙を持つのはオスであるが、これは血を吸うためにあるのではなく、メスを惹きつけ、ライバルのオスを撃退するためのものだ。
ジャコウジカは体長約1メートル、体高60センチほどで、オスは腹部に麝香(じゃこう)腺を持ち、繁殖期に強い臭いを放つ。いわゆる『ムスク』といわれる甘く強い香気は古来より生薬や香料として重宝され、驚くほど高い金額で売買されてきたが、密猟により数が激減し、現在は絶滅危惧種としてワシントン条約で保護されている。そのため、現在香水などで使用される場合は、合成香料である合成ムスクが用いられている。
野生動物保護協会(WCS)の調査隊は、今回このシカを5回目撃したという。単独の同じオスを3回観察し、1回は大人のメスと若い一匹が一緒に観察された。5回目の目撃ではメスが単独でみられたが、前回のメスと同じであるどうかは不明だという。
目撃された場所は全て傾斜の厳しい、草木の生い茂る山岳地域で、調査隊は「シカは非常に見つけ難く、残念ながらカメラに収めることは難しかった」としている。
■危機に晒される絶滅危惧種たち
WCSアジアプログラムの副代表ピーター・ザーラー氏は、「ジャコウジカはアフガニスタンの生きた宝のひとつ」だとして、WCSと現地の提携団体が速やかにジャコウジカ保護に向けた対策を採るべきだと働きかけている。
今回の66年ぶりの生存確認は喜ばしいニュースとはなったが、未だにジャコウジカの密猟は続いていて、ブラックマーケットではなんと1キロあたり4万5千米ドル(約500万円)という高値で取引されているという。
人間が過去に滅ぼしてしまった絶滅動物、ドードーやクアッガ(シマウマの一種)、ニホンオオカミなどの二の舞にならないことを切に願う。
(文=Maria Rosa.S)
参考:「Daily Mail」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊幻の“ヴァンパイア鹿”が60年ぶりに発見される!!=アフガニスタンのページです。動物、絶滅危惧種、鹿、レッドリスト、Maria Rosa.S、ジャコウジカなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング17:35更新
- ・東日本大震災の地震波が地球の核を貫通し日本列島を動かしていた
- ・AI「Grok」が米軍のミサイル2000発を誘導!?
- ・AIによる物語に頻繁に登場する謎の男「エリアス」
- ・人間の“言語遺伝子”を組み込まれたマウスに異変! 鳴き声が進化、ネアンデルタール人絶滅の謎にも新説
- ・中国で物乞いロボット登場の衝撃
- ・エイリアンを阻む「時間の呪い」の正体
- ・原子力施設職員の謎の死は他殺か!?
- ・世界中で聞こえる謎の音「ザ・ハム(The Hum)」の正体とは?
- ・UFOは“プラズマ生命体”だった!?
- ・YouTubeで有名な近親婚家族がウソを謝罪
- ・東日本大震災の地震波が地球の核を貫通し日本列島を動かしていた
- ・AI「Grok」が米軍のミサイル2000発を誘導!?
- ・ブラジルの吸血UFO「ルス・チュパチュパ事件」前史
- ・200年前の壁画に「2億年前の絶滅動物」が描かれていた!?
- ・AIによる物語に頻繁に登場する謎の男「エリアス」
- ・悪魔崇拝カルト「764」子どもをゲームで標的に
- ・人間の“言語遺伝子”を組み込まれたマウスに異変! 鳴き声が進化、ネアンデルタール人絶滅の謎にも新説
- ・中国で物乞いロボット登場の衝撃
- ・人間関係のトラブルは“自分の中の凹”が呼び寄せる? 悟り系霊能師が語る現実を変える「内面の法則」
- ・【W杯予言】超能力者と『シンプソンズ』の予言が完全一致!?


