英雄ナポレオン愛用ビーコンハット 韓国人が2億7千万円で落札
2014.11.21 15:30
画像は、ダヴィッド『アルプス越えのナポレオン』
これだけの強烈な逸話があるナポレオンだが、やはり何と言っても一番イメージとして残るのは、「アルプス越えのナポレオン」の肖像画ではないだろうか。今回オークションで高額落札されたトレードマークの二角帽子が似合う精悍な顔つき、愛馬マレンゴに股がる引き締まった身体、まさに英雄という言葉が浮かんでくるような肖像画。
ところが今回「Daily Mail」が報じた参照元に使われていた肖像画を見てみると、「この人は誰?」 という印象を受けざるを得ないルックスなのだ。生死を分ける戦いをしているとは到底思えない締まりのない顔に、ハイウェストなズボンが何とも似合わない短足、極めつけは現代人サラリーマン風ぽっこりおなかと3拍子そろったゆるいルックス。
ワーテルローの戦い(1815年6月18日)に敗れたナポレオンが、イギリスの戦列艦ベレロフォンに投降した「プリマス湾のベレロフォン上のナポレオン・ボナパルト」イーストレイク画
実際に、ナポレオンの背が低かったという事実は有名な話ではあったのだが、それにしても…だ。今回のニュースにこの肖像画を使用する海外メディア。いたずら心があるようにしか思えない。ちなみに現在フランスでは豚にナポレオンと名付ける事を禁止しているとのことである。
(文=ジョー丸山)
参考:「Daily Mail」
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