あの偉人も英雄も…!! “予知夢”で歴史が動いた実例12

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

foresight_2.jpg
アレクサンドロス大王「Wikipedia」より

 フィリッポス2世は、妃オリュンピアスと結婚後しばらくして、獅子の彫刻をもって妻の腹の上に封印をする夢を見た。お抱えの夢占い師・アリスタンドロスはこれを、后が身ごもっており、子は獅子のように勇ましい性質を持っていると解釈。こうして生を受けたアレクサンドロス大王のその後の活躍は、よくご存知のとおりである。

 まずはギリシャ全土を征服、次に当時世界最大の帝国であったペルシャ遠征に乗り出したアレクサンドロス大王。その途上、彼の軍は現在のレバノンにあるテュロスを攻略しようとしたが、海上の要塞島に築かれたこの都市国家をなかなか攻略できずにいた。

 島を包囲して7カ月ほどが過ぎたとき、アレクサンドロス大王はギリシャ神話の半神(神と人の間に生まれた存在)サテュロスの夢を見た。夢占い師アリスタンドロスはこれを、ギリシャ語で“sa Tyros(あなたのテュロス)”と解釈し、テュロス陥落の前兆とした。果たしてテュロスは、この夢の直後に陥落するのである。


■他にも歴史を動かした予知夢が!

 後の時代でも、夢で何かを発見したり、未来を予知した例は数知れない。

・ 悪魔から教えてもらった曲(イタリア)
 イタリアの作曲家タルティーニは、夢の中で悪魔が奏する曲を聴き、代表作「悪魔のトリル」を作曲した。

・ 化学者のひらめき(ドイツ)
 ドイツの化学者ケクレは、夢の中に現われたヘビが、自分の尻尾をくわえて輪になったことで、現在化学式で広く用いられている六角形の「ベンゼン環」を思いついたと述べている。

・ ユングと第一次世界大戦(スイス)
 心理学者のカール・グスタフ・ユングが1913年の秋頃から、大洪水で辺り一面が血の海となり、無数の死体が浮いている夢を繰り返し見たところ、翌年に第一次世界大戦が始まったという。

・ 大惨事の前兆(イギリス)
 1966年10月21日、イギリスのアバーファンで、崩れたボタ山が小学校を飲み込み、大人16人、子ども128人が死亡する大惨事が起きた。その後、日刊紙が事件の予兆を感じた人物を募ったところ、予知夢を見たり、予感を感じたという約200件もの回答がイギリス中から寄せられたという。

・ 作家の秘密(イギリス)
『ジキル博士とハイド氏』や『宝島』で知られるイギリスの作家ロバート・ルイス・スティーブンソンは、自分が見た夢の内容を基にして小説を書いていたという。

・ 散弾のヒント(イギリス)
 イギリスの発明家ジェームズ・ワットは、雨が降る夢を見て「散弾」の製法を思いついたという。

・ 名曲『イエスタデイ』
 ビートルズの名曲『イエスタデイ』についてポール・マッカートニーは、「夢の中でメロディが浮かんだ」と証言している。しかも彼は当初、「これは誰の曲だっけ?」と周囲に聞いて回ったというが、もちろん知る人などいるはずもなく、自身のオリジナル曲であることを認識したという。

 もちろん日本にも、似たような話はいくつもある。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。