「芸術家が命を懸けた作品を選ぶ」英ダークアート界の目利き美術商/インタビュー
2015.02.24 15:00
Mark Powell (オーストラリア)
■ダークアートは危険でもなく、狂ってもいなく
ジュージー 日本では、いまだにこのようなダークアートに関して偏見が強くあります。それに対してどうお考えですか?
アルベルト 私のことを病気だとか変態だと思う方がいるかもしれないってことですか? おかしいですね(苦笑)。私はダークアートにこれっぽちも狂った部分や危険なものは感じません。すべてがスピリチュアルで哲学的です。もし気持ち悪いと嫌がる人がいるのであれば伝えたいことは1つです。世界中には何百万人もの理解者がいるんです。君なんかこっちからお断りだってね(笑)。
ジュージー 一般で言うタブーであっても哲学的に解釈し愛されていらっしゃいますが、どうしても取り扱いたくないジャンルはありますか?
アルベルト 私はすべてに対してオープンでありたいので、そんなものはありません。“違うこと”を恐れはしません。常に自分を開花させてくれるものを求めているんです。つまらない人生で終わらせたくはないんです(笑)。
ジュージー アルベルトさんは、こういったダークな作品を扱ってこられている中で、怪奇現象などを経験されたことはありますか?
アルベルト ははは、残念ながらありません。私が売っているのはアートであって幽霊屋敷ではないのでね(笑)。
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