【指を壊死させて切断】究極の身体改造「アンピュテーション」に挑む女―インタビュー
■“アンピュテーション”をするきっかけは!?
ーーまず、指を切断しようと思ったきっかけはなんだったのですか?
「身体改造のことを熱心に調べている時に“アンピュテーション”というものを知って、衝撃を受けたんですね。最初はそれをできるものとして考えてはいませんでしたが、ただただ“凄いな”と」
ーー憧れのような感情ですか?
「そうですね。自分が生まれてからずっとくっついていたものが離れるということがすごいと思ったし、それを客観的に見るということもすごいと思いました。そして、いろんな改造をやっていくうちに“やってみたい”と思うようになっていったんですけど、なかなか現実的には難しくて、施術をしてくれる人もいないし……ましてや自分でそれができるとは思わなかった。当然医者にも言えないですし」
海外のアンピュテーションの実践者の話では、事故を装って自ら切断しても、医者によって無事に縫合、再生されてしまうケースが多いとされる。
ーー医者に行くと、ほとんどの場合は治せてしまいますからね。
「そうですね。だから、“やりたい”ってことを身体改造の仲間内で発言していました」
ーー僕の印象ですと、海外のアンピュテーションは手首を切っている人が多いイメージなんですが。
「海外の方はそうですね。”まず指を落として練習して、手首にいく”っていう話も聞いたことがあります」
ーーそういうものなんですか(笑)。
「私の場合、やっぱり手首を切るのは無理だと思いました。願望は手首とか肩口あたりからバスッといきたいんですけど、それは無理なので、指かなあと」
ーー指の切断は、日本社会では任侠的な意味合いがありますよね。
「私の場合全身にスミ(タトゥー)を入れているので、今さら気にしてないです(笑)」
ーーでは、実際にアンピュテーションを自分でできると思うようになったのはいつ頃なんですか?
「やっぱり変なサイトを見ているうちに、“四肢切断願望”の記事を見つけたんです」
ーーああ、『X51.org』の記事ですね。
「その記事にバケツにドライアイスとおがくずを入れて、そこに足を浸けて壊死させて、医者に切ってもらった人の記事があったんです。ただ、普通に考えてドライアイスになんか足を浸けられるわけがないと思ったんです。なんらかのやり方で、痛みを感じない状態にしないと無理だと思いました。でも、日本だと手に入らないから、自分で麻酔打つなんて無理じゃないですか。だからそれも現実的じゃないなと思って。だからその次に、“事故で指を挟んじゃった人たち”の記事を読み始めました」
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