「ヒトラーを昼夜非難する者が、野蛮さでヒトラーを超えた」発言 常識破りのトルコ大統領ヤバすぎる素顔
日本では今、憲法論議が盛んだが、トルコでもレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の主導で憲法改正が目指されている。
現在のトルコでは、大統領は国家元首ではあるが儀礼的な存在。実際の政治の中では首相の権限の方が強かった。しかしそれに対して、大統領の権限を強め、エルドアンを終身大統領にする、というのが、憲法改正の中身だった。
■自宅は宮殿。護衛は騎士
そしれ2014年、トルコの首都アンカラ郊外に大統領宮殿が完成した。11~12世紀に中東で広大な地域に勢力を及ぼした、セルジューク朝。その優雅な様式美と現代建築を融合させたデザイン。執務室、会議場、客間、大統領や家族の居室などのほか、軍事攻撃に耐えられる避難壕、盗聴防止設備付きの特別室など、部屋は1000室ある。
2015年1月12日にはこの宮殿でパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長と会談。2人が握手を交わした際には、中世の騎士さながらに甲冑を纏い、槍を携えた16人の男たちが、宮殿の階段にずらりと居並んだ。場を引き立てるパフォーマンスかと思いきや、彼らは正規の護衛なのだという。
宮殿には庭園もあり、敷地面積は東京ドーム4個分に相当する20万㎡。建設費は13億7,000万トルコリラ(約700億円)かかっている。
終身大統領になったとしたら、エルドアンはずっとここに住み続けることになる。
そして6月7日、トルコの総選挙が行われた。エルドアンはここで、自分が率いる公正発展党の圧倒的勝利を得て憲法改正に進んでいくつもりだった。だが選挙結果は、公正発展党の得票率は41%で、獲得した議席数はこれまでの311をはるかに下回る258。過半数にも及ばない結果となった。憲法改正どころか、政権を維持するためには、連立する政党を探さなければならない。だが今のところ右派政党を含めて、連立政権に参加する意思を示している政党はない。
2003年に首相となり、2014年から大統領となっているエルドアンとは、どんな人物なのか?
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