ムスカイ・ボリタンテス ― 目の中で動く“虫のようなもの”の正体とは?

 皆さんはふと空を見ている時やパソコンのモニタを見ている時に、目の中に小さな虫のようなものが動いているのを見たことはないだろうか? 一体何なのだろうと見ようとしても、いつのまにか視界から消えてしまうアレだ。

■実は生命体ですらなかった!それは、ムスカイ・ボリタンテス

ムスカイ・ボリタンテス ― 目の中で動く虫のようなものの正体とは?の画像1画像は、「BrightSide」より

 この目の中を動き回っているバクテリアにも似たようなひも状の浮遊体。「ひょっとしたら小さな微生物が眼球の表面に見えているのではないのか」と不安に思った方は多いはずだが、それは違った。

 実際には生命体でもなければ外的物体でもなく、その謎を解く鍵はなんと「眼球の中」にあったのだ!

 この症状にはちゃんとした学術名称があり、ラテン語で「ムスカイ・ボリタンテス」といい、日本では「飛蚊症(ひぶんしょう)」と呼ばれている。読んで字のごとし、蚊がとんでいるようでなんとも煩わしい現象だ。「浮遊体が見えたからといって、すぐ目を洗うようなことはしないで下さい。これは誰しもにおきる生理現象なのです」と、眼科医は指摘している。

 動いたり形を変えたりするため、微生物のような生き物に思われがちだが、飛蚊症の正体は光の強さや色、形を感じる機能をつかさどる網膜におちる影なのである。

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