やはり伝説のユニコーンは実在していた?2万6千年前の人類と「エラスモテリウム」の出会いで判明か?
■人類はユニコーンと出会っていた!
このたび、ロシア・トムスク大学の古生物学者であるアンドレイ・シュパンスキー博士が学術誌「American Journal of Applied Science」上で発表したのは、カザフスタン北東部パヴロダル州から出土した“シベリアのユニコーン”の化石が、放射性炭素年代測定法による分析の結果、なんと2万6038年前のものであることが判明したという衝撃の事実だ。
これが事実ならば、人類がシベリアの大地で「エラスモテリウム・シビリカム」と対面を果たして可能性は極めて高く、後のユニコーン伝説誕生のきっかけにもなったのではないか? そう考えた博士が、シベリアに暮らすタタール族の伝説を調査すると、なんと実際に一角獣のエピソードが残されていたのだとか。
「私たちの研究は、各時代における地球環境の変化を知る手がかりにもなるのです」
「過去を知ることで、近未来に起きる気候変動などをより正確に予測できるようになります」
もっとも、このように語っているシュパンスキー博士の関心は、ユニコーン伝説の発祥よりも過去と未来の地球環境にあるようだ。いずれにしても、人類文化学や古生物学など、多方面にわたる学問領域からの注目を集める発見であることは間違いないだろう。
(編集部)
参考:「American Journal of Applied Science」、「The Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊やはり伝説のユニコーンは実在していた?2万6千年前の人類と「エラスモテリウム」の出会いで判明か?のページです。伝説、シベリア、化石、ユニコーン、エラスモテリウムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで