東京上空に出現した「漆黒の円盤」を徹底分析! 虫でも鳥でもない、正真正銘の“ブラックUFO”であることが確定
■類似UFOを探してみた
2002年4月14日15:30ごろ撮影された広島県福山城上空を飛ぶ円盤型UFOがある。同時目撃者は4名いる。底部が真っ黒なUFOである。1954年11月2日、スペインのマラガで撮られた円盤型UFOがある。やはり真っ黒である。
また、米国政府の依頼でハーバード大学の天文学教授,天体物理学教授を務めたメンゼル博士を中心に、コロラド大学の教授連などが参加したUFO調査プロジェクト、いわゆるUFO徹底否定を目的とした“コンドン調査委員会”でも結局、“正体は不明”“本物かも”とされた。1950年5月11日、アメリカのオレゴン州マクミンビルで撮られた円盤型UFO。やはり底部が平面で真っ黒である。
ちなみに、コンドン調査委員会の膨大なUFO報告の写真のうち2%が正体不明の飛行物体、すなわち“UFO”としているのだ。ただし、残りの98%のうち明確に天体、星、流星、火球(2016年10月31日に新潟県上空を横切って飛んだ火球は凄かった!)、鳥、虫、航空機、サーチライトあるいは雷などの自然現象と判明したものは実際には全てではない。詳細な調査が行われなかったにもかかわらず自然現象などの誤認として嘘の報告をしたことは後に認めている。したがって実際の“UFO”が占める割合は2%よりも確実に多いのである。
また、米空軍の調査機関プロジェクト・ブルーブックが調査した目撃情報のうち気球、航空機、鳥、天体などを除いた26.94%が識別不能、つまりUFOという結果が出ている。
スタントン・T・フリードマン(ウエスティングハウス社宇宙原子力研究所 原始物理学者)はUFO目撃報告を分類した結果、天体21.8%、航空機21.6%、そして識別不能つまりUFOが10.9%にのぼるとしている。
J.アレン.ハイネック博士 (元ノースウェスタン大学天文学教授および学部長)は「もしUFO現象が科学的に注目に値するものではないと断言するならば、大衆の前であからさまにバカにするのではなく、科学及び科学者に対して大衆が抱く信頼に応えるような解答をする義務がある」とワシントンDCでの米国下院科学・宇宙航行学委員会の公聴会で述べた。
ジェームズ・E・マクドナルドはUFO地球外仮説の重要性を強く主張し続けた元アリゾナ大学物理学部教授で、元大気物理学研究所気象学部教授、上級物理学者というキャリアを持つ。いわく、「早急に必要なのは、UFO現象のあらゆる側面に対する、より積極的な科学的研究である」と米国下院公聴会で述べている。
G.C.ヘンダーソン(元テキサス大学宇宙科学上級科学者)は米国下院公聴会で、「多くの確実な知識を、重い腰を上げて、偏見のない態度で集中的な調査を行い、飛行装置としてUFOを研究し、可能であればUFO搭乗者とのコミュニケーションを図り、我々の知識を拡大させる」と述べた。
■まとめ
以上のさまざまな分析からやはりこのブラックUFOはホンモノとしか考えられない。この漆黒の物体は未確認飛行物体=UFOと考えていいだろう。
(文=北島弘:宇宙現象観測所センター所長)
※SID-1が撮影した画像の一部は宇宙現象観測所センターで公開している。
宇宙現象観測所センター:Space Phenomena Observatory Center (SPOC)
http://spacephenomena.blog.fc2.com/
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