卑弥呼=天照大神=イエス・キリスト、宇宙人と交流もしていた!? 邪馬台国の女帝をめぐる最新説を徹底解説
■卑弥呼はマグダラのマリアの子孫!?
さて、「卑弥呼=天照大神」説は十分に真実味がありそうだが、「卑弥呼=イエス・キリスト」説は、信じられないという人も多いことだろう。たしかに、キリストの生誕が紀元(西暦1年)前後と考えると、時期に大きなズレがある。そして何よりも、イエス・キリストは男性だが天照大神は女性神だ。しかし、「卑弥呼=イエス・キリストの子孫」と考えることは可能ではないだろうか?
実はイエス・キリストにはマグダラのマリアという妻がいた。マグダラのマリアについては、映画『ダ・ヴィンチ・コード』にも描かれているためご存知の読者も多いかもしれないが、初期キリスト教の写本『フィリポによる福音書』には次のようにある。
――主の連れはマグダラのマリアである。キリストはどの弟子よりも彼女を愛し、しばしば唇に接吻をした。他の弟子たちは、これに苛立ち非難の意をあらわにした。弟子達は言った。何故、私達よりも彼女を愛するのですか?――
イエスの磔刑後、その子を妊娠していたマグダラのマリアは、アリマタヤのヨセフに助けられてガリアに亡命し、娘サラを生んだ。その子孫がメロヴィング朝を創設し、ヨーロッパ各地の王朝に子孫を残したという。しかし、メロヴィング朝は「我らこそイエス・キリストの子孫である」と堂々と主張したため、やがてルシファー(悪魔・堕天使)を崇拝するイルミナティに乗っ取られてしまった一方、遠い日本へと逃れた子孫がいた。その血を受け継ぐ者こそ、あの卑弥呼ではないかというわけだ。
ヘブライ語で「ヤ・ウマト」とは「神の民」という意味だ。そこから、邪馬台国や大和へと呼称が変化した可能性もあるのではないか。事実、「天照大神=卑弥呼」を奉る伊勢神宮の石灯籠には、ユダヤのダビデの星が彫られている。ちなみに、マグダラのマリアにも高度な霊力が具わっていたの指摘があるが、魔女である筆者に言わせれば、霊力とは遺伝するもの。卑弥呼がイエスとマグダラのマリアの血を引いていたとすれば、その霊力は相当なレベルであったに違いない。
■卑弥呼は宇宙人と交流していた!?
近年の研究で、卑弥呼が神事に用いたとされる銅鏡の一つに、驚くべきものが見つかった。著名な古代史研究家のはやし浩司氏の分析によると、問題の銅鏡には、地球とその周囲を公転する月が彫られているというのだ。さらに、月の公転周期が28日であることを表す痕跡や、人工衛星から写真撮影した地球のような北極を中心とする地図も刻まれていたようだ。
このことから、はやし浩司氏は「卑弥呼は宇宙人とコンタクトをして、宇宙人から銅鏡を授かったのでは?」と指摘している。この銅鏡が中国の魏王朝から授かったものだとしたら、当時の中国にはすでに暦があったため、それほど驚くべきことではないように思える。しかし、まるで3Dプリンターを用いて作られたかのような世界地図は、当時の技術・知識レベルでは到底考えられないという。
いずれにしても、卑弥呼にまつわる数々の説が唱えられているものの、いまだ真実は闇の中。謎が謎を呼ぶ状況である、ということだけはおわかりいただけただろう。「卑弥呼が何者か?」この謎に挑むことは、聖書の謎、宇宙人の謎に近づくことを意味しているのかもしれない。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。最新刊『あなたも霊視ができる本』(文芸社)大好評発売中!
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2024.10.02 20:00心霊卑弥呼=天照大神=イエス・キリスト、宇宙人と交流もしていた!? 邪馬台国の女帝をめぐる最新説を徹底解説のページです。宇宙人、古事記、卑弥呼、イエス・キリスト、邪馬台国、はやし浩司、マグダラのマリア、天照大神、魏志倭人伝などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで