キリストは死んだのではなく気絶して3日後目覚めただけ?医師が「イエスの復活」を検証
画像は「Wikipedia」より引用イエス・キリストが埋葬から3日後に復活したとする「イエスの復活」は、世界中のキリスト教徒が信じる“事実”である。だが、この度とんでもない異論を主張する人物が医学界から現れた。なんと、イエスは死から復活したのではなく、「単に気絶から目覚めただけ」だというのだ!
■医学的観点から見た「イエスの復活」の真相
キリスト教徒からすれば噴飯ものの「イエス気絶説」は、ドイツの異端派神学者カール・フリードリッヒ・バールトが最初に唱えたのを皮切りに現在まで細々と続いてきたが、この度パキスタン「タヒール心臓病研究所(Tahir Heart Institute)」のムハンマド・マスドゥル・ハサン・ヌーリー医師がイエスの死を検証、医学的観点から「イエスは死んでいなかった」ことが判明したというのだ。宗教ブログ「The Review of Religions」と英紙「Express」(3月2日)を参考に詳細をみていこう。
ヌーリー医師はまず、イエスが磔刑に処されていた時間に注意を促す。通常、磔刑による死亡には3日程度かかるそうだが、イエスが磔にされたのは金曜日の午後のため、日没までの6時間程度であった可能性が高いという。それというのも、当時のユダヤ教の戒律では安息日(土曜日)に磔刑を実行することは禁止されていたからだ。
次に、兵士らがキリストを磔台から降ろす場面にもポイントがあるという。キリストとともに磔刑に処された2人の盗賊、デュスマスとゲスタスは兵士らによって足の骨を折られたが、この時キリストはすでに気絶していたため、彼らはすでにイエスが息絶えたと誤認してしまった。一説には、兵士ロンギヌスが死亡を確認するためにキリストの胸を刺したと伝えられているが、ヌーリー医師によると、槍は心膜と心臓の間にある心膜腔という空間にまでしか達しておらず、致命傷にはならなかったと推測している。
その後、イエスの遺体はアリマタヤのヨセフを始め、複数人の信徒の手に渡るが、その中にファリサイ派最高法院の議員で、優れた外科知識を持ったニコデモという人物もいた。新約聖書の外典『ニコデモ福音書』などによると、この時ニコデモは傷口から流れる血液と液体に気付いたと伝えられている。もしイエスが死んでいたとしたら、体液の流出はないはずだ。
さらに、外科知識を持つニコデモは、その傷口を塞がない方が、生存確率が高いと判断したことも伝えられているという。これは心膜腔に液体がたまり心不全を起こす「心タンポナーデ」の処置に近いそうだ。
以上の理由から、「イエスは死んでおらず、3日間気絶して、その後目覚めただけ」とヌーリー医師は結論づける。とはいえ、『ニコデモ福音書』の記述の正確性に疑問を呈す聖書学者も多く、あくまで可能性の1つとして受け止めた方が良いだろう。もちろん「気絶説」の方が受け入れやすいことは確かだが、「奇跡」が起こらなかったとも今となっては誰にも言えないことだ。
(編集部)
参考:「The Review of Religions」、「Express」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊キリストは死んだのではなく気絶して3日後目覚めただけ?医師が「イエスの復活」を検証のページです。キリスト教、聖書、処刑、医学、イエス・キリスト、磔刑、聖書解釈などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
歴史最新記事
人気記事ランキング更新
- ・トリノの聖骸布の姿は「未知のエネルギー」が生んだのか?
- ・撃沈した米海軍艦の乗組員がサメに食われる
- ・歌舞伎町でヤクザを12人も血祭りに
- ・カイラス山は“古代の原子力発電所”だった?
- ・アイガー北壁に残された“最も残酷で悲しい最期”の記録
- ・ダ・ヴィンチのDNA採取に成功か
- ・古代皇帝からIT長者まで「不老長寿」に挑んだ狂気の歴史
- ・「トリノの聖骸布」からAIが復元した「イエス・キリストの顔」
- ・伝説の都「イス(Ys)」? 大西洋の海底で見つかった7000年前の巨大石壁
- ・ソ連に「幽体離脱スパイ」がガチ存在、米軍資料で発覚!
- ・「自力で頑張る」は危険すぎる!? 成功者ほど知っている、願望を実現させる“本当の他力”の使い方
- ・トリノの聖骸布の姿は「未知のエネルギー」が生んだのか?
- ・謎のハバナ症候群の“凶器”をペンタゴンが確保か?
- ・鉱山作業員が「完璧な三角形」のUFOを目撃。早朝の空を疾走する謎の飛行物体=オーストラリア
- ・UFOに緑の光線を浴びて"白血病”に?ブラジル・クリシャーシュ事件の真相
- ・中国で“生存確認アプリ”の利用が急増
- ・深淵に魅せられたダイバーたちの悲劇の記録
- ・マドゥロ拘束作戦で米軍の「秘密の音響兵器」が放たれたのか
- ・米兵たちが遭遇した未確認生物「ロック・エイプ」とは
- ・「妻が冷たい…」車椅子の遺体と搭乗を試みた80歳男