人が死んだ後に生きる謎の10分間があった! 研究者「説明不可能な事態」
英・サウサンプトン大学の科学者たちは、英国、米国、オーストリアの15の病院で、心停止に陥った患者の事例2,060件を分析した結果、実に40%の患者に息を吹き返すまでの間にも“意識”のようなものがあったことが分かっている。57歳の心停止体験者に至っては、3分間の“死”の間に経験した看護士の動作や医療機器の音までも詳細に覚えていた。
脳の機能はまだまだ未解明な点が多い。我々の知らない力を秘めている可能性は十分にあるだろう。このことは脳科学者や医師だけでなく、物理学者も認めていることだ。
イギリスを代表する数理物理学者ロジャー・ペンローズ博士は、死とは細胞中に見いだされる直径約 25 ナノミリメートルほどの「マイクロチューブル」が保持する量子情報が宇宙空間に放出されることだと主張している。量子情報は徐々に放出されるため、放出途中で量子情報が回収されれば意識を取り戻すという。この量子情報の回収にともなう現象が、いわゆる臨死体験を引き起こすそうだ。
脳科学の発展に伴い死を巡る探求は新たな岐路に差し掛かっていると言って良いだろう。もしかしたら我々は、臨死体験や死後の世界といったオカルトがサイエンス(知)になる瞬間を目撃することになるかもしれない。今後の研究におおいに期待しよう。
(編集部)
参考:「Science Alert」、「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊人が死んだ後に生きる謎の10分間があった! 研究者「説明不可能な事態」のページです。医学、死、臨死体験、脳科学、脳死などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで