千葉・三重の「メガマウス」は大地震の前兆!! 7月下旬までにM6以上は確定的か!? 9つの前例で判明!
・ 1989年1月23日:静岡県浜松市の海岸 → 1989年3月6日:千葉県東方沖(M6.2)
・ 1989年6月12日:静岡県焼津市沖の定置網 → 1989年6月17日:鳥島近海(M6.6)
・ 1997年4月30日:三重県尾鷲市沖 → 1997年5月13日:鹿児島県北西部地震(M6.4)
・ 2004年4月19日:千葉県市原市の埠頭 → 2004年5月30日:房総半島南東沖(M6.7)
・ 2004年4月23日:静岡県網代沖 → 2004年5月30日:房総半島南東沖(M6.7)
・ 2005年1月23日:三重県度会郡紀勢町沖 → 2005年3月20日:福岡県西方沖地震(M7.0)
・ 2011年1月14日:三重県尾鷲市沖 → 2011年3月11日:東日本大震災(M9.0)
・ 2014年4月14日:静岡県清水市沖 → 2014年5月5日:伊豆大島近海(M6.0)
・ 2016年4月14日:三重県尾鷲市の漁港 → 2016年4月16日:熊本地震(M7.3)
最後の例は、記憶に新しい熊本地震のケースだ。メガマウスの出現地と震源地が500kmほど離れていること、水揚げされた日の夜に熊本地震の前震(M6.5、最大震度7)が発生し、2日後に本震が起きたという遅延の短さなども若干気になるところだが、やはりメガマウスの出現後に地震が起きるという一連の流れは変わらない。これは、対応するケースと考えるべきだろう。
そして特に注意して見てほしいのは、三重県の事例だ。同県にメガマウスが出現すると、その後に発生する地震の震源が、遠くは東北地方から九州に至るまで極めて広範にわたっていることがわかる。さらにその規模も、福岡県西方沖地震(M7.0)、東日本大震災(M9.0)、熊本地震(M7.3)と軒並み巨大な地震ばかりが続いているのだ。そして今、またも三重県にメガマウスが出現してしまった。これは今後しばらく、東北地方から九州までの広範囲を震源とする巨大地震が起きる可能性を想定しなければならない。
■メガマウスが地震の前兆を感じ取る理由
では、なぜこのように大地震の前触れとしてメガマウスが出現するケースが多いのだろうか? 過去の記事でも説明したように、サメには「ロレンチーニ器官」という特殊な身体部位があり、微弱電流を捉えることができる。なんと100万分の1ボルトという微弱な電位差さえ感知することができるほど高精度なのだという。地震前には地中の岩石破壊によってパルス電磁波が生じるといわれるが、海中にも電流が発生し、それを回避するために深海から水面付近に上ってくるものと考えられる。深海という、より海底に近い環境で生息しているからこそ、とりわけ敏感に地震前兆を感じ取っているのかもしれない。
メガマウス以外に大地震の前に現れるといわれる深海魚では、中国語で「地震魚」の異名をもつ「リュウグウノツカイ」もよく知られており、実例も数多く存在する。だが、筆者のデータ解析によると、確率的にはリュウグウノツカイよりもメガマウスの方が、出現後に大地震が起きる可能性が高いようだ。少なくとも今後1カ月、M7以上の大地震の場合は最大2カ月間ほど、つまり7月下旬までは東北~関西の太平洋側における海溝型地震、あるいは内陸地震に十分注意していただきたい。
参考:「NHK NEWS WEB」、「朝日新聞 DIGITAL」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊千葉・三重の「メガマウス」は大地震の前兆!! 7月下旬までにM6以上は確定的か!? 9つの前例で判明!のページです。リュウグウノツカイ、百瀬直也、サメ、深海生物、電磁波、地震、千葉県、三重県、さかなクン、メガマウス、漁港などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで