ホラー小説『リング』は“神のお告げ”で書いた ― 原作・鈴木光司インタビュー! 念力やオカルト『ザ・リング』新作の恐怖を語る!

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(C) 2017 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 ビデオテープの呪いで人が死ぬという奇抜な設定と衝撃的なビジュアルの幽霊・貞子で全世界の人々を魅了した鈴木光司氏原作のハリウッド版映画『ザ・リング/リバース』が2018年1月26日(金)に公開される。
 
 第1作『リング』(98)公開から20年の節目としてハリウッドで3度目の映画化を果たした最新作。鈴木光司氏に「ハリウッドで作られたリングシリーズ史上、今回がもっとも原作に忠実でもっとも怖い、驚いた」といわしめた本作の魅力を余すことなく語ってもらった。

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鈴木光司氏

―――三度目のリメイクはいつ頃決まったのでしょうか?

鈴木光司氏(以下、鈴木) 7、8年前ですね。発表のタイミングは契約上事前通知の義務が無いので、今回の発表もネットニュースで知りました。もちろん、原作者として内容は把握するし、アドバイスもするんだけど。最初のハリウッド版『ザ・リング』の時点ではまだ原作が英訳出版されていなかったけど、今回は完全に原作を読んでからのリメイク。しかも、すごく読み込んでるから、怖く仕上がっているし、原作に忠実な作品だといえます。


―――映像がオシャレな雰囲気だと思いました。

鈴木 監督がスペイン出身だからか、あまりアメリカっぽくない映画に仕上がっていて、少し、ヨーロッパの雰囲気がする作品になっているように感じます。主演女優のマチルダ・ルッツさんもイタリアの方だし、エキゾチックな雰囲気が画面に立ち込めている。

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(C) 2017 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

―――マチルダさんは、今回がハリウッドデビューなんですよね。

鈴木 彼女は大女優になると思います。『リング』に関わった人たちはみんな出世すると言われていて、『ザ・リング』の監督のゴア・ヴァービンスキー氏も大監督になったし、ナオミ・ワッツさんもそう。僕は人間パワースポットと言われているから、インタビューしている皆さんもきっと出世するんじゃないかな(笑)


―――確かに! 鈴木さんの目や顔から不思議な力が出ている気がします。貞子という強烈な呪いを生み出す力をもつ鈴木さんですから、ポジティブな力も同じだけ持っているということでしょうか。

鈴木 どうなんでしょう。とにかく、僕は関わった人間はみんな出世しますね(笑)。


―――今回の『ザ・リング/リバース』の一番の魅力はどういったところですか?

鈴木 謎を解くために旅に出るロードムービーっぽいところがいいと思います。あとはネットの世界も描きつつ、過去の因縁を引きずっているところ。やはり怖い話は過去を引きずらないとね。“因縁”があるのとないのとでは、怖さや説得力や全然違うから。


―――鈴木さんが考える恐怖とは何でしょうか? 鈴木さんは貞子を怖いと思いますか? 

鈴木 貞子は怖くないよ(笑)。僕はリアルなものしか怖いと思わないから、娘の結婚式にも貞子を余興で出したくらい。全然怖いものだと思っていないし、むしろ便利なアイテム、困ったら貞子ですよ!

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(C) 2017 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

―――笑。貞子のモデルは御船千鶴子ということですが、実は、身近に似たような粘着質な性格の女性がいたりしたのでしょうか?

鈴木 いや、いないです。でも、名前だけは知り合いからいただいちゃいました。若い頃に劇団の文芸演出部にいたことがありますが、劇団員に「さだこ」という子がいて、女優を目指していて、すごく美人だった。その子の名前を思い出して「あ、これだ!」って思いました。他の名前じゃダメだった。

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