「死後も意識は生き続ける」「精神の量子場が存在する」超有名学者3人が“バイオセントリズム論”を提唱、死後の世界が判明!
肉体の死後も意識は生き続ける。現代科学の常識を根本からひっくり返すアイデアが複数の科学者の口から飛び出した。英紙「Express」(9月26日付)からご紹介しよう。
■ロバート・ランザ
米「タイム」誌の「世界で最も影響力がある100人(2014年度)」にも選ばれたこともある再生医療の専門家ロバート・ランザ博士によると、死後、人間の意識は陽子・電子といった亜原子レベルで宇宙に放出されるという。
ランザ博士は、「生命中心主義(バイオセントリズム)」を標榜し、意識と物質である肉体はまったくの別物であると仮定、意識こそが物質を生み出しているという大胆な仮説を提唱していることで知られる。この仮説の根底には量子力学に見られる観測者問題がある。光が観測されている状態では粒子として振る舞い、観測されていない状態では並として振舞う「二重スリット実験」から、ランザ博士は物質に還元できない意識が宇宙において重要な役割を果たしていると考えているのだ。
また、ランザ博士によると、時間や空間でさえも脳が世界を統合するためのツールに過ぎないため、肉体を脱した意識は時空間を自由に行き来できる“新たな時間”を経験するという。
■ピーター・ラッセル
米・純粋知性科学研究所のピーター・ラッセル氏は、大学で数学、理論物理学、コンピュータサイエンスを学んだ後、瞑想と東洋哲学を学ぶためにインドに留学した異色の経歴を持つ。そんなラッセル氏もランザ博士に近いアイデアを語っている。
「臨死体験を研究したことで分かったのですが、どうやら個人の意識は死後に無限の意識に溶け込むようです。私が経験している意識は限定的なものです。なぜなら肉体、神経系、目や耳を通して機能しているからです。死後、肉体から意識が離れると、意識はアイデンティティを手放します。そして、無限のアイデンティティと再結合するのです。臨死体験者の多くは感覚が消失し、光へ吸い込まれる経験をしています」(ラッセル氏)
■ハンス・ペーター・デュル
独マックス・プランク研究所の元所長である、著名物理学者のハンス・ペーター・デュル博士は、意識こそが無限の現実であると語っている。
「我々が“いま・ここ”と考えているもの、“この世界”と考えているものは、物質的レベルでしか理解されていません。その向こう側にある無限の現実はさらに巨大です。存在平面上にある生命は、すでにあちら側の世界に取り囲まれています。肉体は死にますが、精神的な量子場は生き続けます。そういう意味で私は不死身なのです」(デュル博士)
死後、宇宙と繋がった意識がどんな人生(?)を歩むかは死んでみないことには分からないが、完全な無になることはないと考えれば、少しは慰めになるだろう。あるいは、量子論と精神の領域横断研究が進むにつれ、死や世界の真相が明らかになるかもしれない。今後の研究に期待したい。
参考:「Express」、ほか
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