抗がん成分「イソチオシアネート」が本気でスゴい! 抗菌・動脈硬化予防も… どの野菜に含まれるか徹底解説!
■イソチオシアネートが多く含まれている食品
前述の通り、イソチオシアネートはアブラナ科の野菜に多く含まれている。キャベツ、白菜、チンゲン菜、カブ、ルッコラ、カラシなどだ。イソチオシアネートは熱に強い成分とされ、煮る・炒めるなどといった調理法でも問題はない。
イソチオシアネートの中で特に研究が進んでいるスルフォラファンは、ブロッコリーに多く含まれていることが知られている。特にブロッコリースプラウトの含量が多いことがわかっている。
大根もイソチオシアネートを多く摂取できる食品だ。大根おろしの辛味成分でもあるアリルイソチオシアネートは、大根をすりおろすことで起きる化学反応によって生じる。その量は根の先端に近いほど多いとされている。大根おろしはイソチオシアネートを取るのにピッタリな食べ方と言えるだろう。
また摂取のしやすさでいえばワサビやカラシも見逃せない。薬味として様々な料理に応用すれば、日常的に口にしやすいだろう。
なお最近ではイソチオシアネートを合成するための遺伝子なども発見されており、いずれはより多くこの成分を含むように改良された野菜も出てくるかもしれない。
食は健康の基本。イソチオシアネートを美味しく食べて、この冬を乗り越えよう。
(編集部)
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2024.10.02 20:00心霊抗がん成分「イソチオシアネート」が本気でスゴい! 抗菌・動脈硬化予防も… どの野菜に含まれるか徹底解説!のページです。健康、野菜、アブラナ科、イソチオシアネート、スルフォラファン、フェニチルイソチオシアネートなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで