犬のお墓にまつわる本当にあった超怖い話 ― 四国「犬神信仰」の祖母が遺した“死の祟り”(川奈まり子)

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作家・川奈まり子の連載「情ノ奇譚」――恨み、妬み、嫉妬、性愛、恋慕…これまで取材した“実話怪談”の中から霊界と現世の間で渦巻く情念にまつわるエピソードを紹介する。

 

【十六】犬の墓

 

kawana16-1.jpgイメージ画像は「Getty Images」より引用

「以前、私の実家には犬のお墓が六つありました。庭の奥に小ぶりな墓石が並んでいて、物心ついた頃から、あの下にお祖母ちゃんが可愛がっていた犬の骨が埋まっているのだと知っていました」

 仮に秋山市郎さんとしておく。神奈川県出身のその男性は電話の向こうで淀みなく話しだした。いつもの電話インタビューだった。私はいつもFacebookとTwitterで不思議な体験談を募集しており、月平均15人ほど電話でインタビューしている。秋山さんはそのうちの1人というわけである。

《犬のお墓にまつわる怖い話があります》

 最初に寄せられたメッセージには、それしか書かれていなかった。

 私はインタビューを軸とした取材を基に書くタイプの怪談作家だから、これでも何ら支障がない。電話で体験談を傾聴するのも四捨五入すれば400人に迫るほどに積み重ねてきており、初めて対話する相手から話を引き出すコツは掴んでいるつもりだ。

 幸い、秋山さんはとても取材しやすいタイプの方だった。初めに送ってきたメッセージこそ短かったけれど、インタビューに備えて話の要点をまとめるなどしていたことが察せられた。

 ときどき、文章を朗読するかのように舌が滑らかに回りすぎる感じがしたから、メモを手もとに置いて、ときどき読みながら話しているのではないかと……何の証拠もないが私は憶測して、しばらくすると「作り話でないといいが」と心の中で呟いた。

 流暢に話してくれるのが私にとって良い体験者さんかというと、全然そんなことはなく、訥弁でも、まわりくどくて解りづらかったとしても、事実を語ってくださる方がありがたい。作文を読む人の中には、怪談好きが高じて創作の力試しをしたがっている人が稀にいるから……。

「その犬のお墓があるお家に、お祖父さまお祖母さまと秋山さんのご家族が同居されていたんですね?」と私は訊ねた。

「はい。父方の祖父が建てた家でした。長男だった父が継いで、17年前まで母とそこに住んでいました」

 私はその家の所在地と周辺の環境、家族構成と家族各位の職業、おおよその敷地面積や家の造りなどを質問した。

 秋山さんは、言葉に詰まることなく、すらすらと回答してくれた――やはり相当に準備しているようだと私は思った。

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コメント

3:匿名 2019年2月21日 19:47 | 返信

この10日ほど、ろくなネタがない。
もっと創作力豊かな者に書かせろ。

2:トランプ大統領 2019年2月16日 21:20 | 返信

犬は猫のペットなので、君たちは奴隷として服従すること!ジブリ作品でもそう描かれている。猫はウンコを自分で埋めるので綺麗好きなんだろう。だか小型犬も埋めているのを見た事があるので種類によるのかもしれんな。ペットを飼うとしたら、犬は噛むし、吠えるので躾が必要な動物であり、狂犬病予防もしなければならない上に、臭いもするので洗う必要があり、散歩も面倒だから敬遠するね。猫は躾をする必要がなく、洗わなくても全く臭わないので、飼うなら手間のかからない猫がいい。犬は今時、番犬という立場は無くなったので、ペットとしては、もう用がない。警察犬、盲導犬、狩猟用の犬と業務用の犬は必要だが、ペットとしては小型犬だけで良い。ペットの犬は芸でも磨いていれば良いのだ。犬より、日本狼を復活させ生態系の保全した方が良いと思うな。狼は猫の友達らしいからな。ついでに日本本土に生息していた山猫も復活させたい。

1:匿名 2019年2月16日 16:58 | 返信

怖さのポイントがわかんなかった

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