「ポールシフトが超絶進行中」世界中が今さら報じる、トカナは大昔から指摘! 文明崩壊、がん患者増加、気候変動激化も!?

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イメージ画像:「gettyimages」より

 北磁極の移動が加速している――。予期せぬ北磁極の移動速度の対策に追われる科学者たちが先日、予定より1年も早く世界磁気モデル(WMM)のアップデートを完了したのだ。


■北磁極がこの1年間で55キロメートルも移動

 自転する地球を回転する“コマ”として見れば、その回転軸の両端が北極点と南極点である。しかし地球を1個の“磁石”として見た場合、S極が北磁極でN極が南磁極となる。地球が完全な球体であると仮定すれば、“コマ”としての極と“磁石”としての極が一致しているのが自然な姿に思えるが、実際のところは北極点と北磁極の場所は異なっており、しかもジワジワと離れ続けている。そして北磁極の移動スピードが最近になって加速しているのだ。北極点と北磁極がこのままどんどん離れていけば、その先に待っているのが“ポールシフト”だ。

 先月のトカナでもお伝えしたように、この北磁極の移動スピードが最近になって早まっている。そして今回、航空・航海システムや軍用ナビゲーション、そしてスマホのアプリでも活用されている世界磁気モデル(World Magnetic Model、WMM)の最新版が先の2月4日、1年前倒しでアップデートされた。事態はそれほどまでに風雲急を告げているのだ。

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「Alien UFO Sightings」の記事より

 もちろんWMMは北磁極の移動を見込んで近年では5年ごとに更新されていて、本来は今年の年末にアップデートが予定されていたが、昨今の予想を上回る北磁極速度に科学者たちはこれでは正確なナビゲーションができないとして、1年(正確には11カ月)前倒しでのアップデートに踏み切ったのである。本来であれば今年早々にもアップデートをする考えであったが、アメリカ政府機関の一部閉鎖などの影響で1月ほど延びる格好となった。

 1831年に発見された北磁極は1900年頃までほとんど動いていなかったが、その後の測定で小刻みにシベリア側へと移動していることがわかり、その移動速度が現在に近づくほどに加速していることが科学者たちの大きな懸念になっている。現在ではなんと1年間で55キロメートルも移動しているのだ。

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