日本の野菜「アシタバ」の最強アンチエイジング効果が立証される! 寿命20%UP… スーパーフードとして爆発的ヒット確実!
今月19日、日本原産の野菜・アシタバに含まれる化合物に老化を遅らせる作用があるという論文が「Nature Communications」に掲載された。米「Newsweek」(2月20日付)や英「Daily Mail」(2月19日付)など複数の欧米メディアがこの研究を取り上げており、今アシタバに世界中から注目が集まっている。

スーパーフード・アシタバ
アシタバ(Angelica keiskei koidzumi)は日本原産のセリ科植物で、関東地方から紀伊半島にかけて自生する。その名の通り、葉を摘んでも翌日にはまた芽が出てくるほど強靭で発育が早いことで知られる。年間を通じて出荷されるが、旬は2月下旬~5月ごろとされる。むくみ・高血圧・脂質異常症などに良いとされ、近年では青汁の原料としてもよく使われている。
老化を遅らせる作用があるとして世界から注目されているのは、アシタバに含まれる「4,4′-ジメトキシカルコン(DMC)」という成分だ。今月19日付で「Nature Communications」に発表されたオーストリア・グラーツ大学のフランク・マデオ氏らの研究によると、DMCを投与すると、酵母や線虫、ハエで老化を遅らせ、寿命を20%延ばす効果が見られたという。
また、DMCにはマウスの心臓細胞を保護する作用が見られた上、老化を遅らせる効果はヒト培養細胞でも観察された。論文によると、DMCは損傷した細胞や不要な物質を取り除く「オートファジー」を促進する効果を持っているという。オートファジーは、いわば細胞の掃除であり、損傷や老化した細胞をリサイクルして、細胞や組織の健康を保つ役割を担っている。DMCによる老化遅延効果はこのオートファジーによるものだとマデオ氏らは推測している。
現時点では人間を対象とした臨床試験は行われていないので断言はできないが、研究チームはDMCに人間の心臓を保護し、寿命を伸ばす効果がある可能性も示唆している。現在は日本など一部地域にしか流通していないアシタバであるが、アンチエイジングの切り札、最強のスーパーフードとして、近いうちに世界を席巻するかもしれない。
(編集部)
参考:「Newsweek」、「Daily Mail」、「Nature Communications」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊日本の野菜「アシタバ」の最強アンチエイジング効果が立証される! 寿命20%UP… スーパーフードとして爆発的ヒット確実!のページです。アンチエイジング、オーストリア、オートファジー、最新研究、アシタバ、DMCなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング11:35更新
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・シミュレーション世界から脱出できるのか?
- ・「毒キノコ」を平気で食べる恐ロシアのキノコ料理
- ・OpenAIが解明した“AIが嘘をつく理由”
- ・謎の恒星間天体「3I/ATLAS」は“異常な塊”だった!
- ・地球へ向かう「宇宙船」騒動、その真相は科学者の“おふざけ”だった
- ・人類の月面着陸“陰謀論”が再燃か!?
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・UFOに乗っているのは“高次元の地球人”だった!?宇宙人でも平行世界の住民でもなく… 識者が提示する「6つの証拠」
- ・中国に“世界で最も高い橋”が完成 ― 東京スカイツリーに匹敵の高さ
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・現代も続く宗像大社「山田地蔵の呪い」とは?
- ・歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書”
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・謎の古代岩壁画「オネガのペトログリフ」
- ・【心霊】戦後最大のビル火災「千日デパート火災」後に張り巡らされた“鏡の結界”とは…?