史上最強の「記憶力を上げる方法」が発見される! 簡単にすべてを記憶…科学で実証済み!

 加齢と共にいや応なく衰えていくのが記憶力だ。しかしつい最近になって画期的な記憶法が発見された。これまでのどの記憶法よりも優れているというその“秘術”とは、記憶したい対象を絵に描いてみることである。


■史上最強の記憶法は“絵描き記憶法”

 何か覚えておきたい物事があるとき、それを絵に描いてみるとよい効果が得られることが最新の研究で報告されている。絵を描くことは、単純に書き文字でメモをとったりするよりもより効果的に記憶を定着させるということだ。この記憶法は特に高齢者に効果的で、アルツハイマー病や認知症の進行に抗う効能があるという。

 カナダ・ウォータールー大学の研究チームが2018年10月に「Experimental Aging Research」(オンライン版)で発表した研究では、実験を通じて絵を描く記憶法がこれまでのどの記憶法よりも優れていると結論づけている。

「高齢者の方々において、ほかの知られている記憶法よりも、絵を描くことが記憶力をより増強することを発見しました。私たちはこれらの研究結果によって、記憶と言語機能の急速な衰えを経験している認知症の人々を助ける方法を現在調査しています」と研究チームのメリッサ・ミード氏は語る。

【朗報】史上最強の「記憶力を上げる方法」が発見される! 簡単にすべてを記憶…科学で実証済み!の画像1Science Alert」の記事より

 48人が参加したこの実験は、まず極端に年齢層が異なる2グループに分けられた。Aグループは平均年齢20歳、Bグループは平均年齢80歳である。参加者には任意の単語が見せられて次の3つの方法で記憶してもらう課題が課された。その3つの方法とは下記の通りだ。

・ そのまま文字に書く。
・ 外観のシルエットを描く。
・ 絵に描く。

 それぞれの方法で単語を記憶する作業を行ってからいったん休憩を挟み、次にどのくらい覚えているかを測るテストが行われた。

 Aグループの若者たちのほうが概して多くの単語を覚えていたのはある意味で予想通りだったが、どちらのグループでも絵に描いて覚えた者がほかの2つの方法で覚えた者よりも多くの単語を覚えていることが明らかになったのだ。