アインシュタイン「超過激本○○を読まなければ相対性理論はなかった」! 最近発見された手紙で発覚!
■新たに発見されたアインシュタインの手紙
デイヴィッド・ヒューム。画像は「The Telegraph」より引用
そうした中、エディンバラ大学のデイヴィッド・パーディー教授が、1915年にウィーン大学の物理学者モーリッツ・シュリックに送った手紙の中にヒュームへの言及があることを発見したという。
「あなたも見抜いておられるように、私の仕事はエルンスト・マッハ、そしてそれ以上にヒュームの影響を強く受けています。相対性理論を発見した直後には『人間本性論』を必死に読み、感嘆しました」
「こうした哲学的研究がなければ、(相対性理論の)解決案を思いつけなかった可能性は多分にあります」
アインシュタインは1900年代に科学者と哲学者から成るサークル「Olympic Academy」に参加した際にヒュームを知ったと考えられている。この出会いがなければ相対性理論は完成しないとは言わないまでも、大幅に遅れていたかもしれない。
近年、日本の大学では人文学の予算・人員の削減が叫ばれているが、目先の研究を追うばかりでは、かえって重大な発見が遅れることもあるのではないだろうか?
(編集部)
参考:「The Telegraph」、「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊アインシュタイン「超過激本○○を読まなければ相対性理論はなかった」! 最近発見された手紙で発覚! のページです。手紙、時間、空間、アルベルト・アインシュタイン、相対性理論、時空、哲学、デイヴィッド・ヒューム、人間本性論などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで