【3.11から8年】決定版「未来に伝えるべき前兆・予知夢」20選! 大地震を事前に察知した人の体験談を全国から収集!

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イメージ画像:「Gretty Images」

 東日本大震災から8年が過ぎようとしている。この巨大地震の前、動物の異常行動、体感、夢などで大地震を予知していた人々がいた。1995年の阪神・淡路大震災では、実に1500件を超える数の前兆現象が報告され、後にまとめられたが、3.11ではこのような形の資料が存在せず、今も断片的にしか伝えられていない。あの未曾有の大災害を経験した我々は、被害の実態だけでなく前兆現象まで含めて後世に伝える必要があるのではないか? そう考えてSNSやブログ上で呼びかけると、筆者の想いに賛同する人々が、3.11に限らず大きな地震でみられた数々の前兆について報告してくれた。今まで誰にも言えなかったという話も多い。それらを1つ1つ紹介したい。

■動物の前兆現象

 まずは、前兆現象としての動物の異常行動だ。以下、すべて人物名は仮名である。

・ 久美子さん(熊本県)の場合
 2000年当時は中学生だった久美子さん。ある日、通学中の上空や家の周りにカラスの大群があまりにも多く異様に思い、電線上に整列していたカラスを撮影した。その数日後の6月8日、熊本地方でM5.0、最大震度5弱の地震が発生した。

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写真提供(久美子さん)

・ 星江さん(北海道)の場合
 昨年9月6日未明、玄関フード(風除室)に置いたダンボールに大量のナメクジがたかっている光景を初めて目にした。驚いていたところ、2時間後にM6.7、最大震度7の北海道胆振東部地震に見舞われた。実は、阪神・淡路大震災の前にも、越冬中で活動を抑えているはずのナメクジが多く見られたという報告が数件ある。

・ 早苗さん(北海道札幌市)の場合
 北海道胆振地震の前日、豊平川河川敷でトンボが大量発生している光景を目撃、虫が嫌いなのでよく覚えていた。その時期にトンボは珍しくないが、これほど異常な数は見たことがなかった。また、普通よりも高い位置で飛んでいた。

・ 静恵さん(静岡県)の場合
 3.11の3カ月前に県外から引っ越し、家のまわりに虫が多いことに驚いた。新築の自宅の中でさえクモが多く、道路上は車に轢かれたムカデの死骸だらけ、民家の生け垣には無数の小さなクモが巣を作っていた。大震災以降、これらの虫は数を一気に減らしたことから、やはり前兆だったとしか思えないという。地中に棲む昆虫や動物は、特に早い時期からパルス電磁波などの異変を感知し、冬眠から目覚めたり異常な行動に及ぶのかもしれない。

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