「宇宙人は我々を隔離し、観察している」ガチ討論開始
「宇宙人は我々を隔離し、観察している」国際会議でガチ討論開始! 人類が取るべき行動は… 動物園仮説に新展開!
今のところ、我々人類はまだ地球外生命体を発見できていない。我々のほかにもこの広い宇宙のどこかで“同士を探している人々”がいるのだろうか。それとも実は、我々はすでに発見されてしまっているのだろうか……。
■我々は宇宙で“隔離”されているのか?
我々の宇宙に対する興味は尽きない――。世界各地に高性能の望遠鏡が設置され、衛星軌道上には宇宙望遠鏡もあるのだが、それでも人類はまだ地球外の生命を発見できていない。
現に我々がこうして地球という惑星で繁栄していることは、ほかの惑星にも生命が存在することの大きな裏付けになるのだが、実際にはその痕跡すら発見できていないのは不思議といえば不思議なことだ。

「フェルミ推定」で有名な物理学者エンリコ・フェルミはかつて戦わせた同僚との議論の中で「彼ら(宇宙人)はどこにいるんだ?」という問いを発したとされ、この謎は彼にちなんで「フェルミのパラドックス」と呼ばれるようになった。
また1970年代には、宇宙人はすでに我々を発見しており地球は宇宙人から見れば動物園のような観察対象に過ぎないという「動物園仮説」も登場している。我々の理解を超えた存在である宇宙人が地面を這うアリを見るように人類を眺めているというのである。
地球外知的生命体へのメッセージを研究している組織「METI International」が2年に一度主催しているワークショップが先日フランス・パリで開催され、「フェルミのパラドックス」や「動物園仮説」を含む議題について専門家の間で興味深い議論が繰り広げられた。
「宇宙人は我々に銀河系的な“隔離”を課しているように思えます。なぜなら我々が彼らの存在を知ってしまえば文明に破滅的な危機が訪れることを理解しているからです」とフランス国立農学研究所(Institut national de la recherche agronomique、INRA)の名誉研究ディレクターであるジャン=ピエール・ロスパース氏は語る。

つまり宇宙人の側が、我々が彼らの存在を知るとパニックを起こすことを見越して、我々に気づかれない方法で静かに見守っているというのである。
「地球上の認知的進化は、予測可能な経路をたどりながらもランダムな特徴を見せます。人類は可能な限り最高の認知レベルに到達したのだと考える必要はありません。おそらく将来の地球上でより高いレベルの認知能力へと進化を見せます。すでにほかの場所では、そのレベルに到達した種がいるかもしれません」(ジャン=ピエール・ロスパース氏)
人類の知性はまだ進化の途上にあり、将来さらに高次のレベルに到達することができるという。そして、そのレベルに到達した知性がほかならぬ宇宙人なのだと言うこともできそうだ。ともあれ現在の宇宙人の“沈黙”を破るために、ロスパース氏はもっと直接的なアプローチが我々に求められているというのだ。
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