「宇宙人は我々を隔離し、観察している」国際会議でガチ討論開始! 人類が取るべき行動は… 動物園仮説に新展開!
■地球外生命体にメッセージを送り続ける
METIの会長であるダグラス・バコッホ氏は宇宙人と我々の関係を動物園のシマウマに例えている。もし動物園のシマウマが来場客を見て人数を指折り数え始めたならば、我々がシマウマを見る目は確実に変わると説明している。つまり、人類は何らかのアクションを起こして宇宙人が持つ我々のイメージを変えなければならないというのだ。
「私たちが動物園で動物を見ているのと同じように、宇宙人は地球上の人間を見ているのでしょう。どうすれば銀河の動物園オーナー(宇宙人)に、その存在を明示させるよう仕向けることができるでしょうか」(ダグラス・バコッホ氏)
我々の側から宇宙人へのアプローチを試みる手段の1つに、近傍惑星へ向けた電波信号の送信がある。そして、実際に“宇宙人へのメッセージ”を送る試みは、1970年代初頭からプエルトリコのアレシボ天文台などで何度となく行われている。
残念ながらこの試みの成果はまだ得られていないのだが、バコッホ氏らは今後も地道に宇宙に向けたメッセージを送り続けていかなければならないと主張している。
不断の努力を続けてメッセージを送り続ければ、いつしか宇宙人がそれまでの態度を変えて我々の前に現れる日が来るのだろうか。あるいは、我々と同程度の文明との間でメッセージを交わす日が先にやって来るのだろうか。いずれにしても人類の一大イベントになることは間違いない“未知との遭遇”にぜひ立ち会ってみたいものである。
参考:「Daily Mail」、「Forbes」、ほか
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