シベリアの永久凍土から絶滅した「42000年前の子馬」が発見される! 衝撃の姿…”生きた血液”の採取にも成功!
2019.04.17 17:35
ミイラは頭部や四肢を含めて全身がほぼ生前の形のまま保存されており、茶褐色の体表の一部には体毛があり、たてがみや尾にも黒い毛が残されていた。体内の臓器の保存状態も良好で、筋肉組織は自然の赤みを帯びていたとのことだ。
この調査はロシアと韓国の大学の共同研究として進められており、研究者たちの目的は絶滅したこの馬やマンモスなど、永久凍土で見つかった古代の動物のミイラからクローンを作り出すことにある。今回液状の血液サンプルの採取に成功したことで、研究者たちはこのミイラからクローン可能な細胞を取り出すことにも自信を見せている。すでにクローン誕生のための母体となる馬を選定中とのことだ。
近い未来、クローンとして生まれ変わった子馬が誕生するのだろうか。なお「The Sibirian TImes」の記事によると、この子馬のミイラは今年6月7日から日本科学未来館で開催される「マンモス展」に展示される予定だという。クローンとして蘇った姿を想像しながら見学するのも一興だろう。
参考:「The Sibirian TImes」「Daily Mail」ほか
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