風邪薬、花粉症の薬… 身近な薬に潜む危険すぎる副作用とは!? 美人薬剤師・吉澤恵理がタブーなしで決死の暴露!

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■花粉症患者は本当に注意!

――なるほど。とにかく日常生活で何気なく飲んでしまいそうな薬にも十分な注意が必要なんですね。他にも身近で危険な薬はありますか?

吉澤  睡眠導入剤も注意が必要な代表的な薬です。一般的に睡眠薬は危険な薬といったイメージを持たれていると思いますが、正しく服用すれば安全です。しかし、使い方を間違えると極めて危険です。そして、長期にわたり服用を続けると……。

――やはり中毒になってしまう、ということですね?

吉澤  そうです。特にベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、だんだんと体が慣れて効果が弱く感じられる傾向にあります。効果が出ないからと量が増えていく人も少なくありません。しかし、多く飲んでしまうと翌日の起床後にも薬の作用が残ってしまい、頭がぼーっとなることがあります。

 特に花粉症などで抗アレルギー薬を飲んでいる人は、睡眠薬との併用で眠気が増強されることもあるので注意が必要です。記憶に新しいところでは、インパルスの堤下さんが事故を起こされた時に睡眠薬と抗アレルギー剤を一緒に飲んでいたという報道もありましたが、思わぬ事故を招くこともあるので気をつけてほしいです。

――抗アレルギー薬にも危険があるのですね。

吉澤  はい。他にも一部の抗アレルギー薬には気道の粘液の分泌を抑える作用があります。だから、のどが乾燥し、せきが酷くなったり、喘息が悪化することもあります。抗アレルギー薬には第一世代~第三世代と種類がありますが、特に昔からある第一世代には注意が必要で、乳幼児・小児に飲ませると痙攣を引き起こす危険性もあるのです。

――では、多くの人にとって最も身近である風邪薬はどうでしょうか?

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吉澤  かぜ薬にはカフェインを含むものが多いのですが、カフェインを摂りすぎると動悸や嘔吐、痺れなどさまざまな症状を引き起こす危険があります。カフェインは、頭痛薬や滋養強壮のドリンク剤、エナジードリンクなどにも入っていますから、早く治そうとして風邪薬と一緒に服用すると大変危険です。日本でもカフェイン中毒による死亡例はあります。

――カフェインといえば、コーヒーも要注意ですか?

吉澤  コーヒー1杯に100~150ミリのカフェイン(種類、濃度により変動する)が入っていると言われます。私自身コーヒーが大好きで、一時期カフェインを摂りすぎていましたが、飲む量を減らしてから肩凝りが治りました。評論家の勝間和代さんもブログで“カフェイン断ち”による変化を記していますが、コーヒーを止めてから睡眠の質が改善し、毎日1~2時間も早寝早起きできるようになったそうです。

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