5年以内にあの「ドラえもんのひみつ道具」3つを開発する会社はここだ! 未来予測家が開発企業を徹底解説!
①『ほんやくコンニャク』
ドラえもんの映画版では毎回のように登場する、異世界の住人と自由に言葉が話せるようになるひみつ道具。グーグルとアマゾンが、それぞれスマホやスマートスピーカーに実装している人工知能による自動翻訳機能だが、比較的早い段階で『ほんやくコンニャク』的な実用レベルに到達するはずだ。
ちょうどイチローの引退会見でAbemaTVの人工知能がリアルタイム字幕を表示して話題になったように、いずれ翻訳もリアルタイムになる。今の「POCKETALK」ようなスマホのスピーカーに向けて話し、画面に浮かんだ翻訳文字を相手に見せるような手間のかかるやり方は、じきに時代遅れとなるだろう。
わずか数年後にはスマホやスピーカーが外国語の声を拾ってくれて、それが自動翻訳されてブルートゥースイヤホンであなたの耳に入ってくるようになる。相手も同じように私が話す日本語を理解してくれるようになるので、相互に外国語をマスターする必要がまったくなくなる。中学生以下の人は、頑張って英語を勉強しても社会人になる頃にはその努力はまったく無駄なものになるだろう。
②『ごきげんメーター』
相手の機嫌を測る虫メガネ。これで人や動物を見ると、相手の今の気分が晴れや曇りなどの空模様となって映し出されるという便利なひみつ道具だが、この機能も5年以内にスマホアプリとして実装されるようになるだろう。
これを開発できるのはツイッター、インスタグラム、LINEなどのSNS企業である。SNS上で何をどうつぶやいたのかという情報に加え、スマホを通じて取得できる個人情報のビッグデータをAIで分析することで、本人の機嫌が今どのような状態なのかをこれもリアルタイムで的確に把握できるようになる。
この機能が完成したとすると、部下に仕事を頼むときや、異性を口説き落とす時に便利だろうと考えがちだが、本当に重要なのはそういった使い途ではない。何かを売りつけるための広告が一番、『ごきげんメーター』の利用法としては重要なのだ。
何かいいことがあってついつい浮かれ気分になっているその瞬間にスッといい感じでお高い商品の広告がスマホに表示される。そんな『ごきげんメーター』の使い方が5年後のインターネット広告の主流になっているだろう。
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2024.10.02 20:00心霊5年以内にあの「ドラえもんのひみつ道具」3つを開発する会社はここだ! 未来予測家が開発企業を徹底解説!のページです。ドラえもん、スマートフォン、ホラッチェ、ひみつ道具、実用化などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで