5年以内にあの「ドラえもんのひみつ道具」3つを開発する会社はここだ! 未来予測家が開発企業を徹底解説!

③『ハッスルねじ』

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イメージ画像は「Getty Images」より引用

 人間を張り切らせるネジ巻き。これを人の背中にあてがってネジを巻くと、すごいスピードで動けるようになる。ブラック企業ならどの会社もぜひとも入手したいと考えているドラえもんのひみつ道具だが、すでにもう何十年もの期間、アメリカ国防総省の研究機関DARPAが、兵士を張り切らせるための方法を研究し続け、その実用化に近づいているという。

 商品的には、湾岸戦争でも使われた「錠剤」の形で実用化されるものがひとつ。飲むだけで恐怖を忘れたり心配事が消え去って、戦闘的な仕事に集中できるようになるという。のび太くんが初期の作品で用いた「これを飲むと眠くならない薬」もすでに開発されていて、注射や炙りの方法で体内に吸収できるらしい。問題は副作用で、これが解決されればすぐにでも軍用から民生用に切り替えることができるようになる。

 一方で、日本のベンチャー企業のサイバーダインが開発を進めているパワードスーツも、比較的近未来に実用化されるだろう。日本では重たい荷物を持ち上げたりといった人間の力を増強する方向で研究がされているが、DARPAによれば『ハッスルねじ』としての実用化時のニーズは別のところにあるという。

 それはパワーよりもスピードの増強にある。具体的には足にとりつけたパワードスーツが自律的に速く動いて、従業員が店内を高速で動き回るように強制する。ファミレスや居酒屋の顧客がテーブルのボタンをピン! と押した瞬間に、授業員が席に向かって歩いてくるので、顧客満足の向上が期待される。

 これらの『ハッスルねじ』製品群の実用化は、少子高齢化による人手不足の問題と、働き方改革の問題を一気に解決するソリューションになるらしい。DARPAの成果をいち早く民間企業に導入したいと考えているのが実は日本政府だというのが、関係者からこっそり聞いた話である。

文=ホラッチェ/フューチャリスト。未来予測専門家

ホラッチェ

フューチャリスト。近未来の経済分析が得意。ただしその分析の大半はホラだと周囲に思われている。

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