続々と暴かれるモンサントの超鬼畜な実態! 贈賄、ウソ広告、科学機関買収… 除草剤の発がん性“40年もみ消し”で遂に訴訟1万件!

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皮膚リンパ腫に侵されたジョンソン氏の身体 「Collective Evolution」の記事より

 後に、ジョンソン氏の弁護士が入手したモンサント社の内部メールによると、ジョンソン氏からの質問は、モンサント社の社員間で議論の対象になっていたという。

 2014年8月、ジョンソン氏は皮膚リンパ腫と診断された。彼は皮膚がんにかかった後も、モンサント社の除草剤ががんの原因とは知らず、それらを日常的に使用していた。2015年には、つらい化学療法を受けたが、ジョンソン氏のがんは刻々と悪化し続けていた。

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「Baum Hedlund」の記事より

 2016年になり、さまざまな情報から皮膚がんの原因は除草剤ではないかと確信したジョンソン氏は、モンサント社に対して訴訟を起こした。

 ジョンソン氏は末期がんと診断されていたので、カリフォルニア州法廷は、ジョンソン氏の裁判と判決を通常より2年早めるという特別措置を取った。

 陪審は全員一致で、モンサントの行動には「悪意があり」、除草剤「ラウンドアップ」とその業務用製品「レンジャープロ」が、原告のジョンソン氏の末期がんの「実質的」な原因だったと結論付け、ジョンソン氏に320億円の支払いを命じた。

 第二の訴訟は、ワイナリーとして有名な米カリフォルニア州ソノマで、除草剤「ラウンドアップ」を10年以上使用し、ジョンソン氏と同様の皮膚リンパ腫にかかったエドウィン・ハードマン氏であった。この裁判は90億円を支払うこととして結審したが、その金額のうち、5億円は氏への補償的損害賠償、85億円はモンサント社が、同社の製品リスクについて警告しなかった過失に対するものと裁判で述べられた。

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