続々と暴かれるモンサントの超鬼畜な実態! 贈賄、ウソ広告、科学機関買収… 除草剤の発がん性“40年もみ消し”で遂に訴訟1万件!

■モンサント社は「ラウンドアップ」が安全でないことを何十年もの間知っていた

 モンサント社は、同社の除草剤「ラウンドアップ 」が、人と環境に及ぼす影響について、消費者の誤解を招く下記のような表現を意図的に使ってきた。

「ラウンドアップ」の主成分は環境に優しい生分解性であり、土壌に蓄積しない。
「ラウンドアップ」は生分解して天然に存在する元素に分解する。
「ラウンドアップ」は残留しないので、土壌から浸出しない。使用した場所にとどまる。
「ラウンドアップ」の主成分グリホサートはラットに対する毒性が食卓塩よりも低い。
グリホサートを含む農薬の成分は、一般的な消費者製品よりも安全であるかまたは毒性が低い。

 ジョンソン氏の裁判では、モンサント社が40年間にわたって公務員や科学者への贈賄、科学的欺瞞行為、公的研究機関の買収、政治家への献金などさまざまな手段を使い、「ラウンドアップ」の発がん性を故意に隠したという証拠が示された。

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「Collective Evolution」の記事より

 モンサント社は、世界最大規模のがん研究の権威、国際がん研究機関(IARC)が、2015年にグリホサートを発がん可能性のある物質として挙げているにもかかわらず、消費者にラウンドアップの危険性を警告することを拒否し続けている。

 そして現在でもその除草剤のHPを見ると、グリサホートの安全性が堂々と記載されているのには驚くしかない。

 これは対岸の火事ではない。我々も知らないで、この種の化学薬品を日々使っているかもしれない。それらは本当にメーカーの言う通り、「安全」なのだろうか。


参考:「Collective Evolution」、「Collective Evolution」、「Baum Hedlund」、「The Guardian」、ほか

文=三橋ココ

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