中国の恥「奇形博物館」のヤバすぎる内部を大暴露! 5本足の牛、双頭猫、象鼻の豚… 閉鎖が物語る“中国の変容”とは!?
5本足の牛や3本足の山羊は、自身が“奇形”であることを知らないのか、ただ与えられたエサをむさぼるように口にしていた。右腕が体と一体化した猿は、小さな檻の中に入れられて身動きがとれなかったが、カメラのシャッターを切ると、こちらをチラ見していた。みんなそれぞれの時間を過ごしていた。
当時、中国では、奇形動物を展示することについて異論を挟む人はいなかった。これらの動物は、見せ物として立派な役目を果たしていたのだ。しかし、時代が変わると、ホンワカしたムード自体がなくなってしまった。最近は、ピリピリしている人たちも多い。長年、「長沙動物園」近くで食堂を経営している男性に話を聞いた。
「あの動物園は、突然、閉鎖されたんだ。何の予告もなかった。業者がトラックで乗りつけて動物を運び出していったよ。どこかに移すようなことを言っていたけど、どこに行ったかは誰にも分からないよ。『奇形動物館』ね。あそこには、奇妙な動物がいたよね。子どもたちも不思議そうな目で見ていたさ。どうやら、閉鎖されたのは、環境破壊が原因だと謳っていたことがいけなかったみたいだね。上の方の人たちは、臭いものに蓋をしたいのさ。今は、SNSの時代だから、あんなものを展示していたら、どんどん拡散されるだろ。“中国の恥”となることを恐れたんだろうね」
「昭和」や「平成」が過去のものとなっていくように、我々が考えていた“古き良き中国”も過去のものになりつつある。ちょっと残念ではあるが、それが時代の流れというものなのかも知れない。さようなら、愛しの奇形動物さんたち。
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2024.10.02 20:00心霊中国の恥「奇形博物館」のヤバすぎる内部を大暴露! 5本足の牛、双頭猫、象鼻の豚… 閉鎖が物語る“中国の変容”とは!?のページです。中国、博物館、大気汚染、長沙動物園、奇形動物、閉鎖などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで