地球の自転を止める計画が実在していたと判明! 米軍の「レトロ計画」、実行後のヤバすぎる副作用とは!?
米ソ冷戦でアメリカが最も恐れていた事態こそソ連による先制核攻撃であり、この“第一撃”からいかにして自国の攻撃力を温存するかが至上命題であったのだ。しかし、本当にロケットエンジン1000基で地球の自転を止めることなどできるのだろうか。
■自転を止めるには1000兆基のロケットエンジンが必要
著書の中でエルズバーグ氏は、「残念ながらこの奇想天外な『レトロ計画』は天才でなくともその欠陥が見抜けるだろう」と言及している。
たとえば、もしも仮に一瞬地球が止まったとしても、それまで時速1700kmのスピードで一緒に動いていた我々がすぐに止まれるわけではなく、地球上のあらゆるものの位置が大きくズレることになる。海岸線が変わり、巨大な津波やハリケーンが発生して人類に致命的な災厄をもたらすことになるのだ。
ところで、そもそも1000基程度のロケットエンジンの出力で地球の自転を止められるのだろうか。
YouTube動画の中での惑星専門家スコット・マンリー氏の解説によれば、「同時に点火した1000基のロケットエンジンの出力では、地球の自転にわずか数原子幅の“ズレ”を生じさせるだけ」とのこと。つまり事実上、この数のロケットエンジンでは地球の自転に影響を及ぼすことなどまったくないのだ。
では、大出力ロケットエンジンをいくつ用意すればよいのか? 解説によれば、地球の自転をほんの一瞬でも止めるには、1000兆基のロケットエンジンが必要になるという。全米はおろか全世界からロケットエンジンを集めてきても遠く及ばない数字だ。
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2024.10.02 20:00心霊地球の自転を止める計画が実在していたと判明! 米軍の「レトロ計画」、実行後のヤバすぎる副作用とは!?のページです。仲田しんじ、自転、核兵器、ICBM、ロケットエンジン、米空軍、大陸間弾道弾、米ソ冷戦、レトロ計画、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで