米軍による“地球の自転を止める計画”が実在していた
地球の自転を止める計画が実在していたと判明! 米軍の「レトロ計画」、実行後のヤバすぎる副作用とは!?
時代の節目節目において、我々人類は奇想天外な着想を得てそれを実現させようとしてきた。とりわけ戦時中には、大胆すぎる発想の新型兵器が開発されたりするものだが、かつての米ソ冷戦下において、米空軍でにわかには信じ難い計画が練られていたのである。
■米ソ冷戦下で練られていた「レトロ計画」とは?
東西冷戦下において、米ソという2つの超大国が兵器開発や宇宙開発をはじめ最先端の科学分野で熾烈な競争を繰り広げていたが、その中にはかなり大胆な発想の計画も練られていた。

我々の地球は時速1700kmもの速さで自転しているのだが、果たして人類の手によってこの自転をほんのわずかの間でも止めたり、速度を低下させたりすることが可能なのだろうか?
大胆不敵にも、この大いなる課題に打ち込んでいたのが、1960年代の米空軍であった。

かつて、アメリカのシンクタンク「ランド研究所」で戦略アナリストの任に就いていたダニエル・エルズバーグ氏は、2017年に出版した自著『The Doomsday Machine: Confessions of a Nuclear War Planner』の中で、米ソ冷戦下の最中、米空軍がソ連との核戦争を想定した上で、実に奇抜なアイディアを実行に移そうとしていたことを暴露している。
「レトロ計画(Project Retro)」と名づけられたその奇想天外なアイディアとは、アメリカ中の大出力ロケットエンジンを同時に稼動させて地球の自転を一瞬だけ停止させるという驚愕のプランであった。
では、何を目的に地球の自転を止めようというのか? それは、ソ連による先制核攻撃のダメージを最低限に抑えるためだった。
ソ連の核ミサイル(ICBM)は、アメリカ本土の核ミサイル施設をはじめとする“急所”を用意周到に狙っていることは明らかである。そこでソ連のミサイルが発射されたことを検知した次の瞬間、大出力のロケットエンジン1000基を同時に地球の自転の逆方向に噴出させることで、地球の自転を止めようと米空軍は目論んだのだ。つまり、一瞬でも地球の自転が止まったり速度が落ちれば、ソ連の核ミサイルは標的を通り越して別の場所に落下する。そして直撃を免れた米軍のミサイル施設から報復攻撃が可能になるのである。
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