モンサントのグリホサートが含まれている米食品リスト、一挙公開！ 骨髄蓄積の危険、日本では“野放し”状態!?

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2. オーツ麦から作られたシリアル、スナック

　また、グリホサートが含まれているのはオレンジジュースだけではない。

　ラウンドアップ成分のグリホサートは、新しい一連のテストでサンプリングされた21種類全てのオーツ麦ベースのシリアルおよびスナック製品から検出された。それが下記の表である。

　グリホサートは、主に遺伝子組み換えトウモロコシや大豆作物の除草剤として、そして生育期を過ぎた収穫直前に乾燥剤としてオーツ麦に噴霧されている。グリホサートは作物を殺し、乾燥させるので、より早く収穫することができるからだ。

　モンサント社は、これらの食品に含まれるグリホサートはごく微量で人間には害がないという見解だ。

　しかし研究により、わずか0.1ppmのグリホサートが有益な腸内細菌を破壊し、免疫系を弱めることが示されている。これは、多種多様な健康問題や神経組織への悪影響につながる可能性がある。

　もちろん、オレンジジュースとオーツ麦製品だけを食べなければ安全というわけではない。驚くほど多種多様の食品、農産物にグリホサートは含まれている。さらにグリホサートは、骨髄中に生体内蓄積することを研究は示しており、それらが蓄積された場合、摂取量は1日に0.1ppmを容易に超える計算になるという。

　今回のテストは、アメリカで売られているオレンジジュースやオーツ麦製品が対象だが、これは対岸の火事ではない。日本では今なおグリホサート系の除草剤が堂々と販売されている。今、私たちの身体を検査したら、どのくらいのグリホサートが検出されるだろうか。

参考：「Collective Evolution」、「Collective Evolution」、「Serious Eats」、ほか

文＝三橋ココ

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