陰陽師・安倍晴明ゆかりの「晴明神社」に村田らむが行ってみた! 五芒星、式神、九字、呪符…陰陽師アイテムが超カッコいい!
話が逸れたが、そんな資料館に展示してあるのが、鎌倉時代に造られた阿弥陀如来像だ。地下鉄工事のための発掘調査で発見されたそうだ。
注目するのは像の左で、『晴明☆』と彫ってあるのだ。どうやら、後から彫られたものらしい。安倍晴明ファンが、村にあった石像に『晴明☆』と書いちゃった、という事件なわけだ。
今なら、ツイッターあたりで大炎上しそうな案件だが、まあ鎌倉時代のことだからつぶやかないように。
この頃から、安倍晴明は人気があったんだな~と思わせてくれる石像だった。
安倍晴明ゆかりの場所は、『熊野神社』、『真正極楽寺』、『嵯峨墓所』などたくさんある。
そんな中でも『晴明神社』は最も有名で重要な場所だ。
『晴明神社』は京都市上京区、京都駅からは真北に、京都御所からすぐに西にあった。有名な神社なので大通りにドンとあるかと思ったが、かなり細い路地の先にある。石製の鳥居の左右には、狛犬とともに赤と黒の五芒星が書かれた提灯が飾られている。石碑には『晴明神社 陰陽博士 安倍晴明公 居館之阯』と書かれていた。決して大きくはないけれど、キリッとした雰囲気が漂っている。
たぶん多くの人は、このスッとしたムードが好きなんだろうと思う。
晴明神社では五芒星は桔梗印と呼ぶそうだ。それにちなんで青と白の桔梗の花がたくさん植えられていた。
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2024.10.02 20:00心霊陰陽師・安倍晴明ゆかりの「晴明神社」に村田らむが行ってみた! 五芒星、式神、九字、呪符…陰陽師アイテムが超カッコいい!のページです。陰陽師、村田らむ、京都府、安倍晴明、京都市考古資料館、晴明神社などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで