ケロッピー前田が追う身体改造の最前線！最高傑作ドラゴンレディを生み出したマッドサイエンティスト、エミリオ・ゴンザレスの驚愕人生とは!?

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――エミリオさんは以前からお知り合いだったんですか？

ケロッピー「エミリオと会うのは２回目、それも18年ぶりでした。初めて会ったときから、彼は凄まじい顔面タトゥーで目立ちまくっていましたね。イベント会場の楽屋で彼と妻のアメリカのインタビューを行うことができました。ご存知の通り、エミリオも改造人間として、インプラントやスプリットタンを施し、顔面タトゥーも強烈でした。でも、僕らが最もびっくりさせられたのは」

――あっ、おへそ。

ケロッピー「そうなんです。というか、おへそがないですよ。彼の自慢の改造はおへその完全切除、ネーブルリムーバルと呼ばれるもので、18年前、エミリオが世界で初めてセルフで実践したものなんです。実は、彼はスペインの大学で4年間医学を学んでいました。でも、母親の病気が理由で故郷のベネズエラに戻ったんですが、顔面タトゥーを理由にベネズエラの大学の医学部には編入することができなかったと言います。しかし、彼は医学の勉強で得た知識や技術を使って、身体改造アーティストになったというわけです」

――とにかく、すごいんですよ。エミリオさんが手掛ける改造は想像を絶します。

ケロッピー「エミリオの登場によって、中南米の身体改造シーンが大いに盛り上がっていることは疑いの余地はないですね。ここ数年、メディアを賑わすコンセプトトランスフォーメーションの実践者たちの多くを手がけているのが、このエミリオなんです。ちなみに、ロルフのアイボールタトゥーもエミリオによるものです」

――おーっ！ そういえば、ロルフさんもマラガのタトゥーイベント会場にいましたね！

ケロッピー「そうですね。実は、マラガのタトゥーイベントでは、ボディサスペンションも行われたんです。それも、エミリオの顔面にフックを貫通してロープを引っ張り、その先端に吊るされたロルフさんを持ち上げるという」

――なんだか、よくわからないけど。おおっ、写真を見ると確かに吊り下げられてますね！

ケロッピー「エミリオはパフォーマーとしてもこれだけ過激なことを実践できるわけです」

 
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