もしも日本で臓器移植ビジネスが流行したら?「年収200万円以下の貧困層が自分の腎臓を600万円で年収2千万円超えの人に売る感じ…」亜留間次郎が解説

■テンバイヤー現れる

 臓器移植に関する日本語の怪しいウェブサイトを見つけたのですが、もしかして、コイツはテンバイヤーではないかと疑っています。

「DTIコミュニティ」はレシピエント登録者の家族も対象になります。つまり、自分の親族だと言い張って中国に連れて行けば臓器を買うことができます。テンバイヤーが中国語の読み書き会話ができるなら、中国語のわからない日本人はいくらでも誤魔化せます。腎臓の場合は10日間付き添って中国に渡航すればよいのでいくらでも稼げます。

 臓器売買に詳しい人間が、何も知らない人間に転売して儲ける方法を発見するのは当然でしょう。ついに、臓器売買はテンバイヤーが出るところまで来てしまったのかもしれません。

画像は「Getty Images」より引用

■日本で例えれば

 臓器売買がどれくらい儲かるのか、具体的に日本人の金銭感覚に換算すると、年収200万円以下の貧困層が自分の腎臓を600万円で年収2千万円超えの人に売るような感じです。腎臓を買う側は業者に自分の年収相当の2千万円ぐらい支払う感じになります。

 日本で年収2000万円というと、新聞やテレビなどの大手マスコミの中堅正社員か医師や弁護士の中堅以上のクラス、あるいは売る土地を持っている農家などになってきます。

 保険診療の腎臓移植は、取り出す側がK772 腎摘出術 187,600円、移植する側がK780-2 生体腎移植術 628,200円とお安く、保険診療なら百数十万円ですが、保険診療1点10円に対して自由診療は1点50円が高めの相場と言われているので、自由診療でも600万円も貰えれば医師は満足でしょう。

 単純に計算すると、報酬2000万円-腎臓の仕入値600万円-医者代700万円=700万円の利益となります。顧客が買いに来てから退院して帰っていくまでの平均日数は10日ほどなので、月収2000万円は最低保証になります。臓器ブローカーは年収3億円超えが普通にいてもおかしくない仕事です。

コメント

2:匿名 2019年9月3日 20:36 | 返信

転売したままそっと目を覚まさなそうで行けないわ(笑)

1:匿名 2019年9月3日 13:06 | 返信

なるほど、、、
前半部分は非常に参考になった。確かにそこまで考えたことがなかったな。

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